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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(90)『食堂つばめ』矢崎在美(ハルキ文庫)

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今年の読書(90)『食堂つばめ...
タイトルの『食堂つばめ』を見たときには、電車の食堂車(ビュフェ)を連想したのですが、グルメモノとは全然違う内容でした。

主人公<秀晴>は、夢かと見間違う臨死体験をして無事に意識を取り戻しますが、その夢の中で大好きな「玉子サンド」を車内食堂で食べるという奇妙な経験がきっかけでした。

もう一度<ノエ>という女性が作ってくれた<玉子サンド>を食べたいと考えていると、生と死の境目の世界(街)に再び迷い込んでしまいます。
その(街)で<ノエ>と再会、<りょうちゃん>という人物と出会い、生死をさまよっている人たちを生の世界に連れ戻す手伝いを求められます。

グルメモノではないと書きましたが、生の世界に戻る意欲は、「まずは腹ごしらえ ・ とにかく何か食べる ・ 食べたいと強く願う」といったことを底辺にして、物語は構成されています。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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エメラルド
エメラルドさんからコメント
投稿日 2014-08-03 23:31

食いしんぼうの私にピッタリの本です〜!(^_^) メモメモ。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2014-08-04 07:39

エメラルドさん、けっして「グルメ」本ではないんですよ。
思い出のある食事をきっかけに、「生き帰りたい」という意思を引き起こすために、<食堂つばめ>は存在します。
おいしいモノを食べたいというのは、生きる源のようですね。 (苦笑)

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