ファルコン植物記(530)赤色の蕚と紺色の実【クサギ】
10月
20日
この【クサギ(臭木)】は、葉に特異な匂いがあることから名づけられていますが、日本をはじめ朝鮮・中国に分布しています。
シソ(クマツヅラ)科クサギ属の落葉小高木で、花は8月頃に白い5弁花を咲かせます。
花弁は<蕚>から長く突き出しその先で開き、雄しべ・雌しべともさらに花弁より飛び出した形です。 ( 花姿は先にアップされている、ブログル仲間の
昼間は、アゲハチョウ類が訪れ、夜間にはスズメガ類の訪問を受ける花です。
<蕚>は始めは緑色をしていますが、次第に赤くなり、甘い香りを持ちます。
果実は直径1センチもありませんが、紺色の液果で赤色の<蕚>が残り、開いて反り返りますので良く目立ちます。
名前は嫌われる感じですが、若葉は茹でると食べれる山菜として、また果実は草木染めに使うと媒染剤を持ちいなくても絹糸などを染めることができる優れモノです。
お隣では、オンブバッタさんが、日向ぼっこのご様子でした。
投稿日 2012-10-20 13:00
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投稿日 2012-10-21 05:42
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投稿日 2012-10-25 03:11
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投稿日 2012-10-25 16:29
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