一冊の書物を手にするには、偶然という場合も多々あります。
著者には悪いのですが、この一冊もそうでした。
わたしの早とちりで、ソフトバンクの<孫正義>氏の分析本かと思い手にしたのですが、なんと「孫(まご)」に関する内容でした。
これも何かの縁かなと、読んでみました。
著者は、ニホンザルやアイアをはじめ野生動物の研究者ですので、自分の孫の成長を、同じ手法で観察した貴重な記録が綴られています。
動物学者らしく、孫と祖父母の関係は、単なる生物学的な関係を超えた。社会的・文化的な意味合いを分析されています。
少しばかりお孫さんの自慢的な記述も感じますが、目に入れても痛くないという孫の存在、単なる「子ども」として一段下に見るのが間違っているという考え方には、共感を持ちます。
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投稿日 2012-05-29 14:38
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-05-30 05:58
ワオ!と言っているユーザー