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ポルシェ911の平均購入年齢と、その背後にある変化

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ポルシェ911の平均購入年齢と、その背後にある変化

アメリカでポルシェ911を購入する人の平均年齢は52歳だと、かつてポルシェのCEOが語っていました。しかし、これはかなり前の話であり、現在では実際の平均年齢はさらに高く、60歳を超えているのではないかという意見も多く見られます。
 
これは単なるデータ上の変化というより、ポルシェというブランドが直面している現実を反映しているように思えます。911に限らず、ポルシェはどのモデルも高価です。価格帯が上がれば当然、若い世代の手には届きづらくなり、結果的に購買層の年齢は上昇していくのです。
 
この構造は、どこかかつてのキャデラックと似ています。かつてのキャデラックは、アメリカ人の多くにとって「成功者の象徴」でした。しかしそのブランドイメージが高齢化すると同時に、若い世代の関心は離れていき、結果として販売台数も大きく減少していきました。
 
ポルシェが同じ道をたどるとは言いませんが、現状に危機感を持っているのは間違いありません。最近では、YouTubeなどの動画広告で若者向けにポルシェのプロモーションが行われているのを目にします。これは明らかに若年層の認知向上とブランド再構築を狙ったものでしょう。
 
若者が憧れを持ち続け、将来的に「いつかはポルシェ」と思ってもらうことは、ブランドの持続性にとって非常に重要です。そのためには単に広告を打つだけではなく、価格帯の見直しや、価値提案の再定義、さらには新しい価値観に合わせたクルマづくりが求められるでしょう。
 
ポルシェというブランドの未来は、現在の60代以上の支持に頼るのではなく、これからの世代にとっての“夢”であり続けられるかどうかにかかっているのだと思います。
 
 





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今日のウォールペーパー

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今日のウォールペーパー...
今日の写真は、ワシントン州とオレゴン州をつなぐ橋を通過中に撮影した一枚です。なかなか立派な構造ですね。緑色の鉄骨が幾重にも重なり、長い年月を支えてきたであろう重厚な雰囲気が伝わってきます。
そして驚くべきことに、この橋は無料で通れます。
 
一方で、同じワシントン州内にある520番のフローティングブリッジ。こちらはレイク・ワシントンをわずか1キロほど渡るだけにもかかわらず、有料です。朝夕の通勤時間帯に毎日使う人にとっては、ちょっとした出費ではすみません。
 
どうしてこうも違うのか。私が思うに、今のワシントン州は「増税、増税、また増税」のスパイラルに陥っているように感じます。もちろん日本も税金に関してはひどい状況ですが、ここアメリカでも同じような問題が進行中なのです。
 
特に「左派」が管理する州や都市では、何かを建てたり、修理したり、運営したりするたびに、必要以上に費用がかかる印象があります。それは単にモノの値段だけではなく、「管理費」という名目で発生する手続き・報告・調査など、間接的なコストも含まれています。
 
立派なインフラを作るのは良いことですが、それを維持・運営する仕組みが複雑になりすぎて、かえって非効率になってはいないでしょうか。
本当に必要な橋が無料で使えて、短い距離の橋が高額になるこの不均衡。誰のための公共事業なのか、考えさせられます。
 
 
 





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内倉憲一 ニュースレター Vol. 348 ケタリングの法則を実践する

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内倉憲一 ニュースレター Vol. 348 ケタリングの法則...

ケタリングの法則を実践する

皆さんは「ケタリングの法則(Kettering’s Law)」をご存じですか?アメリカの発明家であり、GM(ゼネラルモーターズ)の技術責任者でもあったチャールズ・F・ケタリングが語った有名な言葉があります。

「問題を正しく定義できれば、それは半分解決したようなものだ。」

最近、私はこの言葉の重みをあらためて実感しています。

問題解決の第一歩は「問題の明確化」
たとえばビジネスの現場では、「売上が落ちている」「顧客の反応が悪い」「社内の雰囲気がよくない」といった漠然とした課題が持ち上がることがあります。でも、それだけでは何も解決できません。

「売上が落ちている」なら、

どの製品の売り上げが落ちているのか?
いつからその傾向が出ているのか?
どの市場で落ちているのか?
競合の動きに変化はあるか?
社内に何か変化があったか?

というように、具体的に問い直し、因果関係を洗い出す作業が必要です。私はこの作業を「問題の解像度を上げる」と呼んでいます。

開発・設計・デザインにおいても同じ
これはシステム開発やUI/UX設計、グラフィックデザインなどにもまったく同じことが言えます。
 
  • 「使いにくい」という声は、どこで、どう使いにくいのか?
  • 「デザインが古い」というのは、見た目なのか、それとも構造的な課題なのか?
  • 「動作が遅い」と言われるが、通信か、処理か、設計か?
表面的な「不満」や「要望」をそのまま受け取るのではなく、構造的な問題にまで掘り下げて言語化することが、本当の設計・開発の出発点です。デザインにおいても「カッコよくして」と言われた時、その言葉の裏にある“目的”や“見せたい印象”を探ることで、本当に意味のあるデザインにつながります。

経営者としての実感
私自身、経営の意思決定においても常に「この課題の本質は何か?」と自問します。
 
  • 新しいサービスを出すべきか?
  • 採用に力を入れるべきか?
  • 営業体制を見直すべきか?
そのたびに、数字・現場の声・市場の変化などを集め、「問題そのものを定義し直す」ことから始めています。

「聞く力」と「書く力」が重要
問題を明確にするには、「聞く力」と「書く力」が不可欠です。私は経営者として、社員の声やお客様の話をしっかり聞き取りながら、ホワイトボードやノートに書き出して整理することを意識しています。頭の中のモヤモヤが文字になると、情報が整理され、共有され、解決の糸口が見えてくるのです。

ぜひ皆さんも、次に課題や困りごとに直面したら、自分にこう問いかけてみてください。

「これは本当に解決すべき“問題”なのか?」
「この問題を正しく言葉にできているか?」

その問いこそが、「ケタリングの法則」を実践する第一歩です。
そしてそれができれば、もう解決の半分は終わっているかもしれません。





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