今日の写真は、ワシントン州とオレゴン州をつなぐ橋を通過中に撮影した一枚です。なかなか立派な構造ですね。緑色の鉄骨が幾重にも重なり、長い年月を支えてきたであろう重厚な雰囲気が伝わってきます。
そして驚くべきことに、この橋は無料で通れます。
一方で、同じワシントン州内にある520番のフローティングブリッジ。こちらはレイク・ワシントンをわずか1キロほど渡るだけにもかかわらず、有料です。朝夕の通勤時間帯に毎日使う人にとっては、ちょっとした出費ではすみません。
どうしてこうも違うのか。私が思うに、今のワシントン州は「増税、増税、また増税」のスパイラルに陥っているように感じます。もちろん日本も税金に関してはひどい状況ですが、ここアメリカでも同じような問題が進行中なのです。
特に「左派」が管理する州や都市では、何かを建てたり、修理したり、運営したりするたびに、必要以上に費用がかかる印象があります。それは単にモノの値段だけではなく、「管理費」という名目で発生する手続き・報告・調査など、間接的なコストも含まれています。
立派なインフラを作るのは良いことですが、それを維持・運営する仕組みが複雑になりすぎて、かえって非効率になってはいないでしょうか。
本当に必要な橋が無料で使えて、短い距離の橋が高額になるこの不均衡。誰のための公共事業なのか、考えさせられます。
経営者、起業家のためのビジネスコンサルティングサービスを無料で提供しています。
お申し込みは UCHIKURA CO のホームページから。
毎週水曜日にニュースレターを配信
させて頂いています。短くて読みやすい内容です。
お申し込みは UCHIKURA CO のホームページから。