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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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  • ハッシュタグ「#びんながまぐろ」の検索結果61件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。

 おしらせ
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 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。

駒越食品 ニッポンツナホワイトを食べたレビュー

スレッド
駒越食品 ニッポンツナホワイト...

  駒越食品 NIPPON TUNA W
  (ニッポンツナホワイト)
  びんながまぐろ油漬けフレーク・普及品


☆コメント
 まぐろ中とろ缶が有名な駒越食品のびんなが油漬。
普及帯の価格で、他の普及帯びんなが油漬缶に比べれば店頭で見かける機会も多い。Wは草でも芝でもウィキペディアのアイコンでもない、ホワイトの意味だ。
 16年6月に本社で購入した詰め合わせから。2015.10月製。

  
 身はかなり大きい。油以外の調味料の都合か、他社の製品より少しまろやかな味付けとなっている。
 びんなが油漬として見ると「油が若干くどい」が、価格を考えれば許容範囲だろうか。普及品のきはだ油漬によくあるくどさ。

 身が大きく塩分の引っ込んだ食味──という特性を考えると、お醤油やマヨネーズとという定番素材で引き立て、家系ラーメンのトッピングに使うのが美味しい食べ方だろうか。
そのまま食べるのは中級者向け。追加調味料なしだとごはんの甘みと喧嘩してしまう、ツナ缶としては妙な挙動を示す。

 ……駒越食品のイメージが「高コストパフォーマンスの缶詰屋」になりつつある。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #148円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ #うすあじ
・入手性  ★★☆☆☆ #静岡市内のスーパーと本社通販
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
246kcal/缶 食塩相当量0.5g
原材料 びんながまぐろ、大豆油、野菜スープ、食塩、砂糖、調味料(アミノ酸等)
JAN:4517072000143 製造固有記号なし
製造者 駒越食品株式会社 (静岡市清水区駒越東町10-8) 製品ページ
Tuna canning review No.33
#びんながまぐろ #油漬 #駒越食品

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JF勝浦 マグロ経済学シリーズ まぐろオイル漬を食べたレビュー

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JF勝浦 マグロ経済学シリーズ... JF勝浦 マグロ経済学シリーズ...
“薄味ですが、しっかりまぐろの美味しさを感じることができます。”
勝浦ブランドの「生まぐろ」を地元の海水塩で整えた。素材の味で直球勝負。

  勝浦漁業協同組合(JF勝浦)
  マグロ経済学シリーズ まぐろオイル漬
  びんながまぐろ油漬けチャンク・高級品


☆コメント
 ツナ缶の本場静岡県から西に450キロ。和歌山県、那智勝浦町。
 国産ツナ缶の生産量の9割以上は静岡県産であるが、わずかに別の地域でもつくられている。
 兵庫県、宮城県、そして和歌山県。この風光明媚な場所でしめやかに作られ続けているツナ缶がある。

  
 ツナ缶のためだけに勝浦まで足を運び、本缶を手に入れた。
 過去に他地域他県で扱われた実績がほとんどない、とても貴重な「門外不出のツナ缶」である。

 無地の缶にラベルは手巻き、JANコードや栄養価、製造所固有記号の表記はない。
 賞味期限は西暦でなく平成で書いており、当ロットは30.12.11(平成27(2015)年12月12日製造)となっていた。製造から四ヶ月程度の若い缶詰だった。
 トレードマークの「まぐろの身にマグロ経済学という表記」は、中々洒落ていると思う。

 開缶したところ、サイコロ大の肉がスキマ無く詰められていた。
 このゴロゴロ肉はチャンクの特徴だが、ほぐし身が他社より少ない。丁寧に手詰めされている。少量生産だからこそできる業だろう。少量だがトロ肉も入っていた。
 
 味について、食感は静岡の高級ツナ缶達を上回る勢いと食感が出ている。とくに二度目の歯ごたえで顕著にあらわれている。この秘訣は、生まぐろによるものだ。
 他社ツナ缶の殆どは、冷凍させたまぐろを加工時に解凍する。もちろん業務用の急速冷凍・急速解凍設備を使うため品質に長けているものの、やはり水揚げから加工まで冷凍解凍を行わない生まぐろにはかなわなかった。特にびんながまぐろ特有のあっさり過ぎる印象(山梨缶詰のソリッドでも一定はあったし、炙りビントロでも二度目の歯ごたえは弱かった)を克服できていることが新たな評価点となった。
 野菜スープ・アミノ酸等も不使用。まぐろと油と塩だけの直球ど真ん中だ。

 食塩も差別化されており、他社は加工塩が殆どの中で本缶は海水から煮詰めた塩(熊野黒潮本舗)を使っている。生臭さはほとんどなく、海水塩特有のトガリなきしょっぱさが風味を支えている。

 高級ツナ缶のレビューでは必ず口にしている「そのまま食べて欲しい」というのはもちろんだが、あらゆる酒のつまみ、パスタやサラダのにぎやかしにも使えるし、焼いてサイコロステーキのように食べても味が際立つであろう。
 逆に、普段筆者が食べているようなツナ納豆やツナ丼にはほとんど向かない。

 遠出する価値のあるツナ缶なのは間違いない。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #280円/個 直売 
・味覚評価 ★★★★★ #そのまま食べたら絶対うまい
・入手性  ☆☆☆☆☆ #現地以外は入手困難!
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g
---kcal/缶 食塩相当量-g
原材料 ビンナガマグロ、綿実油、食塩
JAN:なし 製造固有記号なし
販売者 勝浦漁業協同組合 まぐろ体験CAN(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7-12) 製品ページ
Tuna canning review No.29
#びんながまぐろ #めずらしいツナ缶 #チャンク #気合の入ったツナ缶レビュー #綿実油漬

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はごろも シーチキンフレーク オリーブオイル使用を食べたレビュー

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はごろも シーチキンフレーク ... はごろも シーチキンフレーク ... はごろも シーチキンフレーク ...

  はごろもフーズ シーチキンフレーク
  - BOSCO エキストラバージンオリーブオイル使用 -
  びんながまぐろオリーブオイル漬けフレーク・高級品

☆コメント
 CGCグループがはごろもに依頼して製造しているスーパーPBツナ缶。
しかしそのグレードは看過できない。入手店舗がCGC加入店舗のごく一部(静岡のしずてつストア、千葉のスーパーヤマザキ等)な上、PBとしては非常に珍しい国産品だ。
 見かけたのはつい最近のことであり、おそらく高級ツナ缶バブルによる時代の要請だろうか。どちらにせよ、由比缶詰くらいしか製造していなかった(味付けでない)オリーブオイル漬がスーパーで調達できるのは貴重である。
製造者は興津食品。グレードに関係なく、はごろもの缶詰をOEM製造している。

 CGC、はごろも共にWebサイトで解説していないし、この名前で検索しても由比缶詰ばかりがヒットするため、誰も取り挙げていないはずだ。そこで、山梨罐詰に次いで世界初のツナ缶レビューとなった。

 開けた印象は普通のシーチキンフレークと大差ないが、口に含んだ際の香りがまったく異なる。
果実を思わせるような味が口の中に広がり、塩味がそれを際立たせている。
 少量の醤油を垂らして食べるのも中々いけるが、しょっぱくなりすぎないよう加減が必要。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #216円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★★☆☆☆ #CGCグループのスーパー専売
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
210kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、オリーブ油、食塩(沖縄県産)
JAN:4902560010061 製造固有記号OKT
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151)
Tuna canning review No.27
#はごろもフーズ #びんながまぐろ #オリーブオイル漬

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山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラダ油で作ったまぐろサラダ油漬を食べたレビュー

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山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ... 山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ... 山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ... 山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ...


  山梨罐詰(山梨缶詰)
  塩とサラダ油で作った まぐろサラダ油漬
  びんながまぐろ油漬けソリッド・高級品


☆コメント
 山梨罐詰は主にOEM製造を主とする会社で、特にはごろもフーズやマルハニチロとの関係が深い。
しかし「自社ブランドの缶詰」はほとんど世に出回ることはなく、このツナ缶も公式HPで粗い画像が示されて存在が示唆される程度であった。
 背中には「K.Y.」のトレードマークがあり、それが自社の製造所固有記号KYにつながっている。
(また。はごろもフーズも後藤缶詰(旧社名)の頭文字をとって「G」をトレードマーク+固有記号にしていた。こちらは缶からGマークは消えてしまったものの固有記号をG2(焼津の第二工場)として現在に至っている)

 その実物を、しずおかマルシェ上り線で調達することに成功。
今回、公式HPに先駆け本ブログが「全世界初(※)の商品レビューを行う運びとなった。なお、2014年8月製造のロットである。

 結論を先に書くと、「開けてそのまま食べるのが一番美味しい」ツナ缶だ。

 画像でわかるように、身の詰め方が非常に丁寧。
また、サラダ油特有の味のしみ具合が珍しい。この価格帯はほとんどが綿実油かオリーブオイルのため、普及品のような食べやすさ・パサパサの少なさが特徴と思う。
原材料はまぐろ、サラダ油、食塩だけであるものの、味気ない等のネガティブな印象はまったくない。ただし、食塩の味が際立っているため、醤油やめんつゆといった味の濃い調味料を足す際には注意が必要である。味が濃くなりすぎてしまう。

(こんなに美味しいのだから、一般の販路にも乗れば良いのに…)


※…2015年11月28日現在。公式webサイトおよびWayback machine、JANコード検索、Google検索等による当ツナ缶の情報がまったくなかったため、全世界初の表記を行った。本ブログより前に公開されていたブログ等があれば、筆者Twitterに一報いただきたい。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★★ #350円/個 (しずおかマルシェ 新東名静岡SA)
・味覚評価 ★★★★☆ #少ない原材料で素敵な味
・入手性  ☆☆☆☆☆ #情報一切なし
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g (固形量70g)
---kcal/缶 食塩相当量-g
原材料 びんながまぐろ、大豆サラダ油、食塩
JAN:4522889100016 製造固有記号KY
製造者 山梨罐詰株式会社(静岡県静岡市清水区興津中町974) 製品ページ
Tuna canning review No.22
#びんながまぐろ #ソリッド #油漬

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音代漁業 音代丸のツナ しろラベルを食べたレビュー

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音代漁業 音代丸のツナ しろラ... 音代漁業 音代丸のツナ しろラ... 音代漁業 音代丸のツナ しろラ...


  音代漁業 音代丸のツナ しろラベル
  びんながまぐろ油漬フレーク・普及品


☆コメント
 漁船からパッケージングまでを自社で一貫する、音代(おとしろ)漁業のツナ缶。
 「自社船の一本釣りびん長まぐろを使用」というキャッチコピーが大々的。
一昨年に取り上げた音代丸のツナあおラベルの兄弟品で、スペック上も「きはだまぐろ」を「びんながまぐろ」に変えたモデルのような扱いである。缶の素地に直接印刷しており、前出のあおラベルより高級感がある。
 金額や素材で評価すれば興津食品のまぐろフレーク油漬に近い。こちらも、びんながまぐろ+サラダ油の組み合わせを採用しており、実売価格も近い。

 肉はやや大きめで、フレークの割にしっかりとした食感がある。
下味はあおラベル同様で味の差違もなく、自己主張が強い。サラダよりはアルコールのおつまみによさそう。液汁を飲み干すのも苦ではない。
☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★☆☆☆ #106円/個 (バロー)
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★☆☆☆☆ #あおラベルより入手困難
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g(固形量表記なし)
196kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、大豆サラダ油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸等)
(原材料の一部に大豆を含む)
JAN:4580252445027 製造固有番号OTS1
販売者 音代漁業株式会社(静岡県静岡市清水区袖師町1974-39) 製品ページ
Tuna canning review No.19
#びんながまぐろ #油漬 #音代漁業

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モンマルシェ オーシャンプリンセス・ホワイトツナフレークを食べたレビュー

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モンマルシェ オーシャンプリン... モンマルシェ オーシャンプリン...
  “「こんなに旨いツナがあったなんて・・・」と感じさせる本物の贅沢品です。”
   はごろもに並ぶ、もう一つの解。


  モンマルシェ オーシャンプリンセス ホワイトツナ フレーク
  びんながまぐろ綿実油フレーク・高級品


☆コメント
 モンマルシェは日本初の商用ツナ缶を生産したSSKグループの関連会社で、ハイレベルな素材と製法で「高級ツナ缶」への帆を上げた。
2009年頃に「ツキジフーズ」という社名で同名のツナ缶を発売し、このデザインもツキジフーズ時代からほとんど変わっていない。
入手できるのは本社か、静岡駅ビルのパルシェか、公式のネット通販のみ。販路は狭いが、入手するのは比較的容易。

 由比缶詰所ホワイトシップとの大きな違いは、味に深みを出すために野菜スープを使っていること。
ホワイトシップと違い、味が沈んでいない。しかし、逆に言えば自己主張が強い。
肉の大きさは200円クラスの標準であり、大きくも小さくもない。製造後寝かせてから出荷という記述があるが、具体的に何ヶ月置いているのかは不明。

 製品ページに「まずはそのままお召し上がりください」と書いてある通り、調味料を徹底的に減らすのが美味しく食べるコツといえよう。
出先で開けて食べるにはとてもありがたい。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #258円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★★☆☆☆
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g
287kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 びんながまぐろ、綿実油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:なし 製造固有記号AC1.TOPW
製造者 モンマルシェ株式会社(静岡県静岡市清水区本町1番7号) 製品ページ
Tuna canning review No.17
#びんながまぐろ #モンマルシェ #綿実油漬

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はごろも シーチキンファンシー(旧製品)を食べたレビュー

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はごろも シーチキンファンシー... はごろも シーチキンファンシー...
  “夏の太平洋を黒潮にのって日本近海まで北上する旬のびんながまぐろを使用したシーチキンの特選品です。”
   55年目の伝統。この缶詰が、日本の食生活を塗り替えた。


  はごろもフーズ シーチキンファンシー
  びんながまぐろ綿実油ソリッド・高級品



☆コメント
昭和33年、後藤缶詰(現在のはごろもフーズ)が国内向けに販売を始めたツナ缶。
ツナ缶という存在が日本に生を受けたのはこれよりもっと前だが、当時国産品は全て「海外への出荷」に限られており、国内ではほとんど流通していなかった。
国内で需要の見えないツナ缶を流通させるのは相応のリスクがあったが、後藤磯吉取締役の強い意志を受け取った現場によって、特約店と取り扱い問屋を増やしていった。
そして、CMと折込チラシによって調理法を知らしめ、ついに9年目の昭和42年に大ヒットを記録することになる。
一般において「ツナ缶=シーチキン」という理解が生まれたのも、この頃の営業戦略──そして、シーチキンファンシーの完成度によって生まれたものといっても過言ではない。
現在は弟分のシーチキンL/マイルドに主流を譲り、油をより高級な綿実油に変えて高級品としてのポストを獲得している。

シーチキンLよりも薄味。ソリッドの割にほぐし身の割合が多い。
しかし味の汎用性は非常に高く、しょうゆ・マヨネーズ等、さまざまな調味料に合う。
歯ごたえよし、食感よし……高い水準でまとまっている。

その反面、ドンピシャで合う調理法(シーチキンLに対するごはん+しょうゆ等)が少ないため、投入する現場は選んでしまうだろう。
ソリッドはこれを、フレークはシーチキンLを買い置きしておけば、ツナ缶料理のほとんどに対応できる。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #213円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★★★☆☆
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g (固形量60g)
221kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、綿実サラダ油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560009805 製造固有記号G2
製造者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.14
#はごろもフーズ #びんながまぐろ #ソリッド #綿実油漬

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はごろも シーチキン近海まぐろ一本釣りを食べたレビュー

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はごろも シーチキン近海まぐろ... はごろも シーチキン近海まぐろ...
  “一本釣りの近海まぐろ!夏の太平洋を黒潮にのって日本近海まで北上する旬のびんながまぐろを、使いやすくフレークにしたシーチキンです。”
   数量限定のシーチキン。近海まぐろのみ使用でパワーアップを果たす。


  はごろもフーズ シーチキン近海まぐろ一本釣り
  びんながまぐろ綿実油フレーク・準高級品


☆コメント
日本近海で一本釣りした「夏びんながまぐろ」のみを使用したツナ缶。
シーチキンフレークとの違いは上記太字のみで、レシピもほとんど変わらない。

缶を開けると綿実油の香りが広がる。
通常のシーチキンフレークよりも肉が細かいが、油のコクと歯応えが強い。
どちらかというとおにぎりに適しているか。

スペック・味覚・適した料理など、あらゆる部分でシーチキンフレークに似通っており、「使用しているまぐろが夏の近海まぐろ」という点しか相違ないため、このような評価に落ち着いた。
しかし期間限定で価格を上乗せしているだけの価値はあり、適している料理はシーチキンL並みに広い。
シーチキンフレークより缶の嵩(かさ)が低く、保管性の高い缶(シーチキンL/マイルドと同じ)を採用しているため、びんなが準高級品クラスの品を大量に備蓄する目的に適っている。



余談だが、ポスパケットで送れる品物の高さは35mmである。レターパックライトはさらに厳しく、30mmしかない。
ヒラ3号缶の規格は34.4mmで取られているがホワイトシップやオーシャンプリンセスなどの小型缶(ヒラ3号)はこれに「耳(蓋と底面の接合部)」が含まれるため、35mmを超過してしまう。
この厳密な35mm制限に対応できるのがシーチキンL/マイルド/一本釣り(いずれも自社工場G2製)のアルミトップ缶やシーチキンフレーク/ファンシーで用いられる一回り小さいフルアルミ缶のみ。
ツナ缶ギフトを作る際に限界まで送料を下げたい時には役に立つ……かもしれない。


☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★☆☆ #160円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★☆☆☆☆
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
211kcal/缶 食塩相当量0.5g
原材料 びんながまぐろ、綿実油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560009973 製造固有記号G2
製造者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ(日経プレスリリース)
Tuna canning review No.12
#はごろもフーズ #びんながまぐろ #綿実油漬

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由比缶詰所 ホワイトシップ印 まぐろフレーク油漬を食べたレビュー

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由比缶詰所 ホワイトシップ印 ... 由比缶詰所 ホワイトシップ印 ...
 “綿実サラダ油等で調味した当社自慢の缶詰です。”
  55年の歴史が息づく、高級ツナ缶の名作。

  由比缶詰所 ホワイトシップ印 熟成まぐろ油漬
   びんながまぐろ綿実油フレーク・高級品


☆コメント
ごく初期の缶つま高級品として頭角を現した由比缶詰所。
今となってはオリーブオイル漬けのほうが有名だが、55年前(1958年)のホワイトシップ印発足の頃はOEM供給のみでスタート。これが発展して1975年の自社製品リリースが始まった。
現在でも“当社自慢の”という言葉で飾られ地元民の手土産や普段使いの缶詰として愛されている。「幻のツナ缶」と称されることが多いが、地元ではごくありふれた食べ物として存在するのも特徴。
昨今はオリーブオイル漬けと共に多くの雑誌やテレビ番組で取り上げられ、通信販売やネット販売・スーパーやデパートのお取り寄せギフトとして日本各地の店でちょくちょく見かけるようになった。

また、油となじませるために製造後6ヶ月熟成させてから出荷するという由比缶詰所特有のこだわりは未だ他の追随を許していない。
綿実油は岡村製油製のものを使用し、ひときわ高い風味と透明感を実現している。
シーチキンと並ぶびんなが油漬け最初期の製品だが、これを越える完成度の商品は少ない。

シーチキンに比べると、少し味に癖がある。
といっても悪い癖ではなく、「この料理にはとても合うけど、この料理には普通のツナ缶と同じくらい合う」というもの。サラダなどのさっぱりした料理には最適で、ツナ納豆などの油分を求める料理とは相性が普通……という感じ。
相性ドンピシャの料理では他社高級ツナ缶を凌駕するので、是非お試しいただきたい。




余談だが、筆者をこの道に引き込んだ其の製品である。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 4.0
・価格   ★★★☆☆ 2.9 #147円/個
・味覚評価 ★★★★☆ 4.0
・入手性  ★★★☆☆ 2.7 #公式ネット通販あり、実店舗では駿府楽市、静岡駅グランドキヨスク、ドリプラなど

☆スペック
内容量 90g
280kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、綿実サラダ油、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:なし 製造固有記号SO06
製造者 株式会社由比缶詰所(静岡県静岡市清水区由比429-1) 製品ページ
Tuna canning review No.11
#びんながまぐろ #由比缶詰所 #綿実油漬

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興津食品 まぐろフレーク油漬を食べたレビュー

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興津食品 まぐろフレーク油漬を... 興津食品 まぐろフレーク油漬を...
 “しっかりとした肉質で満足な食感が楽しめます。
  広く使えるよう、さっぱりとした飽きのこない味に仕上がっております。”

  興津食品 まぐろフレーク油漬
  びんながまぐろ油漬けフレーク・普及品



編注:本記事は、2013年の自社ロット品を取り挙げている。シーチキンの異物(ゴキブリ)混入騒動に関してはNo.51の「シーチキンLフレーク(OKTロット)」を参照されたい。

☆コメント
一般流通を全てOEMに任せ、自社ブランドの露出は非常に少ない興津食品のツナ缶。
もともとは社内販売オンリーだったものを地元民向けに売るようになったが販路は本社直売のみ。スーパーやお土産店などの卸しは「一切」なし。
もちろんバーコードもカロリー表示もなし。そして最小販売ロットは12個からと、水産加工業が持つ漢気をファンシーにしてT3号缶に詰めたような商品である。
そもそも、ツナ缶でT3号を採用していること自体が非常に珍しいのだが……

特筆すべきはその単価で、12個入は1,200円……つまり、100円で「ホワイトミート(びんながまぐろ)」を入手できること。
卸値販売を行う由比缶詰所でも同等品が147円/個なことを考えると、大量消費や備蓄を前提とするなら非常に安い。
そして、24個入だとさらに安くなる。98円/缶。いずれも、国内の
ホワイトミート製品で最安値を記録している。

味は…少しパサパサしている。さすがに、他社ホワイトミート製品と比較すると遅れを取ってしまう。
しかし、フレーク(ほぐし身)の中では、肉が大きい。また、塩焼きそばなど麺類や中華系料理との相性は格別。
料理を選ぶが、素性の良いツナ缶といえよう。

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆ #びんなが油漬け最安
・価格   ★☆☆☆☆ #100円/個 (本社直売)
・味覚評価 ★★★☆☆
・入手性  ☆☆☆☆☆ #本社直売のみ
・原産国  国産

☆スペック
内容量 85g(固形量表記なし)
-kcal/缶 食塩相当量-g
原材料 びんながまぐろ、大豆サラダ油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:なし 製造固有番号OKT
製造者 興津食品株式会社(静岡県静岡市清水区八木間町6) 製品ページ
Tuna canning review No.05
#びんながまぐろ #油漬 #興津食品

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