地元の総鎮守 白山神社の神社史編纂に携わった方の講演会が
催された
加賀の白山を起源とする白山神社は全国各地に多数存在する
今回の講演や歴史講座に興味を持つ若い世代が殆んど
いない事に一抹の寂しさを感じるが、己の若い時を
思うと「さもありなん」と納得させられる
今年オープンした市立の図書館は「ホンポート」と名付けられた
都市部の小学校生徒数が減少し、統合されその跡地に建てられた
10時開館の決まりになっているが、その前に図書館の前に
相当数の利用者が集まっている
外は冬型の気圧配置となり、霙交じりの風雨が待ち人に
襲い掛かる
図書館の内部には入れなくとも、暖房と風雨から守れる
ロビーに入れる処置は取られない
臨機応変と言う言葉は「公」には通じないようである
ロビーには飾りが立っていた
日本人は大方、葬儀は仏式。結婚式は神式
寺へ詣で、神社では拍手を打ちます
12月の24日にはクリスマスを祝う
バレンタインもあり、雛の節句もありと諸外国の文化を
取り入れ、自家薬籠中の物としてきました
天平の時代から外国の文化を積極的に取り入れ、己の国の
姿に変える、これが我が国のパワーになっているのでしょう
良く言えば、大らか
悪く言えば、節操がないとなりますが、楽しい国民性と思います
amazotypeで文字を作ってみました
以前にもブログルにアップしたことがありますがこの建物は
昭和初期に建てられた銀行の支店でした
当時は現在のようにプラスティックや化成品、石膏ボードなど
全てナイナイ尽くしの時代です
石工や大工、造作の全てが手わざで行なわれた時代です
この保存された建物は「郷土資料館」の一画にあり
内部は自由に見学が出来ます。しかもレストランが営業され
銀行員が働いていた店内で食事が出来ます
地元、郷土資料館の新館は既に失われた旧市役所の
デザインを模して建てられました
最近、本の復刻版も沢山出ますが、建物も壊したものを
外観だけでも復元する傾向にあります
時代の重厚感はありませんが、それなりの様式は感じられます
庭の垣根に南天が植えられています
沢山の実が色づき、輝いています
正月の飾りに良く使われ、門松や新年の活け花に登場します
「南天」は『難を転ずる』のゴロ合わせから縁起の良いことと
して江戸時代から盛んに使われてきました
知り合いの家の屋敷は手入れの行き届いた庭がある
その庭の中に同家の墓が建っていた
刻字を良く見ると変っている
名字は「池田氏」
どうも石屋が字を刻んだ時に間違ったようだ
多分和尚さんが書いた崩し字「池」の文字をこの画像のように彫ったようだ
遠目には一見間違いは分からない
年号は「文化二年戌」(1862)この年は「甲戌」(きのえ いぬ)である
庭園の細い溝に架かる「石橋」にすっかり落ちきった葉が
降り注ぎ、雨に濡れ貼りついています
「濡れ落ち葉」には他の意味もありますが、風情のある光景も
存在します
蔵の内部を利用したレストラン・カフェはこの季節には
利用者が殆んどいません
入口には桐に蒔絵を施した「手あぶり」があり、外の椅子の
上の細長い窓から室内の席に座すると庭の光景を切り取って
見ることが出来ます
旧家の庭園の一角には「蔵」があります
この「蔵」を使ってパンを焼き、レストラン・カフェが
開いています
暖かな季節には戸外でもお茶が出来ます
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