昨日、一昨日と行われた卒業論文および卒業設計の発表審査会が盛況にて終わりました。いずれも80件を超える発表数でした。今年は、やはり昨年の3月11日の震災に関わる論文および作品が目立ちました。学生なりに震災に対峙して自分なりに考え、取り組んだものを見て、とても感銘しました。
写真は、卒業設計の審査会で最優秀賞を獲った「繋 -人を心を記憶を」という作品です。被災した陸前高田市の高台にモニュメントを制作したものです。襲った最大津波の高さ23mを基準に制作されています。
さて、本日も卒業論文および設計の一般公開日で朝早く出かけますので、早く寝ます。
昨日は、卒業研究の発表会。朝から、学生のパネル展示の準備をしなければならなかったので、日の出前に家を出て、先ほど帰宅した。ちょっと疲れました。そして、今日は卒業設計の発表会。学生もがんばっているので、こちらもがんばらなくては...。さて、今日も朝早いので早く寝ます。
一昨日、やっと昨年秋に購入した初代眞葛香山の龍文花瓶をふたつHPにアップした。これらの写真撮影は難しい。今年の干支なので、昨年、年賀状に使おうかなと思ったが、なかなかうまく撮れず、結局古伊万里の龍を使った。今考えると、この龍のアップの写真でよかったな..
ひとつは、釉裏紅で龍を描き、辰砂釉をかけてある。この手法は眞葛特有のものである。もうひとつは、やはり釉裏紅で龍を描き、下部に釉下彩の黒の絵具を吹いている。いずれも赤色の研究をしていた頃の作品だと思われる。 龍文花瓶
ビング&グレンダールのヤドリギ文インク壺付ペントレイである。長いのでHPでは、インク壺だけにした。これは、結構珍しいものである。それに、ちゃんと蓋を開けるとインクを入れる小さな器がある。インク壺の場合、これがないものが多い。ちょっと、色が薄いかな..
彩磁宿木文インク壺
頂きました、夙川クッキーローゼ。西宮市にあるミッシェルバッハというお店のお菓子です。美味しかったです。あっという間に無くなりました。
ピエトロクローンの彩磁鷺文トレイである。時代は1915年製。昨日、横浜から帰ったら、デンマークから届いていた。これと同じものを展覧会のために東京のコレクターから借りる予定であったが、段取りがうまくいかず、結局借りれなかったのである。図録に入れたかったが、まあ仕方がない。あとは、チュリンがあれば、今のところ鷺シリーズで確認されているものはすべて揃う。さて、チュリンの釉下彩ものはあるのだろうか。まだ見たことがない。
彩磁鷺文トレイ
ロイヤルコペンハーゲン、マーガレットサービスのティーカップ&ソーサである。これはアーノルドクローがデザインして1900年のパリ万国博覧会でグランプリを獲った作品である。昨日、東京ドームで出会い、6客すべて購入した。時代は1900年から1922年までのものと1923年から1928年のものが混ざっている。ごらんのように、非常に薄く、取手の蝶も壊れやすいので、古いものはなかなか見つからない。復刻版のミッドサマーよりも安く買えたので、出会えたのが不思議なくらいである。でも、これで当分何も買えないな..。
真夏夜夢紅茶C&S
テーブルウェア・フェスティバルで著名人がテーブルセッティングを行っており、写真はコーディネーター加藤タキさんの食空間「新旧共生の間」です。加藤タキさんのお母様は日本の婦人解放運動家、そして日本初の女性国会議員でもあった故加藤シヅエさんであり、旦那様は建築家・プロダクトデザイナーの黒川雅之さんです。ちなみに黒川雅之さんはやはり建築家、故黒川紀章さんの弟です。
じつは、加藤タキさんから今回テーブルセッティングで使っているお母様シヅエさんが大正3年嫁入り時に持ってきた染付のカップ&ソーサが京焼の錦光山宗兵衛作かどうか教えてほしいという問い合わせのメールを頂きました。
その7代錦光山宗兵衛窯の作品が右手前にあるコーヒーと紅茶のカップ&ソーサ3客ずつです。ちなみに手前にあるボール5客はロイヤルコペンハーゲンのテネラです。
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