選挙の投票期日が近づいてきました。
それぞれの党もマニュフェストを出されているようですが、前回の提言の反省点はどの党からも聞こえません。
別に投票日の30日に特段の予定があるわけではありませんが、思い立ったが吉日、投票を済ませてきました。
<どうせ変わらないからなぁ>というだけで、投票を棄権するのは、やはり無責任な行為でしょう。
1票の重み、ぜひ積み重ねてもらいたいものです。
知人が入院しましたので、お見舞いに出かけました。
訪問先は尼崎市内の病院でした。
阪神尼崎駅のバス停より尼崎市営バスに乗るやいなや、ポカをしでかしました。
神戸市の市バスは料金後払いですので、何気なく乗り込みましたら「料金、払ってくださ〜い」と運転手さんのマイクの大きなお声。
所変わればシステムも変わるのは仕方ないと思いますが、なんだかいい気分はしませんでしたね。
聞いていた地名「西難波北」というのも、ややこしい地名で、本来ならば「西難波○丁目」とかにすればいいものを西や北との言い回しもどうかなぁ〜・・・、なんて考えながらバス停を降りました。
阪神尼崎駅からは、なんば線が出ていますので、<難波>の文字は<なんば>だとばかり思っていました。
ちなみにバス亭の難波の名称は<なんば>ではなく<なにわ>でこれまた聞き逃して乗り過ごしそうになりました。
主人公<高城賢吾>警部を主人公とする<警視庁失踪課>シリーズとして、『相克』 に次ぐ三作目が本書です。
港学園理事長の<占部利光>39歳が、一週間行方不明だと彼の母親が失踪課に訪れて、翌日捜査の手掛かりを求めて<高城>と部下の<明神愛実>は自宅を訪れますが、母親の態度は一変して非協力的になり、大学関係者は口を閉ざしてしまいます。
一方、仙台に住む妹から東京の姉<藤井碧>40歳と連絡がつかない失踪事件は、仙台の川にて遺体が発見され、確認に出向いた<法月大智>警部補は、状況的に自殺だと報告してきますが、<碧>は森野女子短大の総務課長としてコンサルタント会社から引き抜かれたやり手でした。
<高城>は、港学園関係者の無関心な態度から単なる失踪事件ではないと判断、失踪課の上司<阿比留真弓>に申し出て、夏休みと言う名目で一人仙台に出向いていきます。
少子化に伴う大学経営を縦糸として、二つの意事件が繋がりを見せ始めながら、心臓病を患っている<法月>が、なぜかむしゃらな捜査行動をとることを絡め、苦悩する<高城>がよく描かれている一冊でした。
30数年来、使用していた「黒革の手帳」を、不覚にも紛失してしまいました。
松本清張ではありませんが、黒革の表紙で少しくたびれてはいますが、思い出深い手帳です。
この手帳の製造メーカーも十数年前に倒産し、中身の差し替え分は他社の製品を使用しながら使い続けてきました。
諦めかけていたところ、隣市の明石警察署から「遺失物として届いていますので」との連絡を受け、早速受け取りに行ってきました。
まだまだ親切な方がおられるようで、感謝感謝です。
「黒革の手帳」も、これからまだまだ歴史を重ねていけそうです。
届けて下さいました心やさしい方に、この場を借りて<ありがとうございました>とお礼を申し上げます。
「デュランタ」の青い花にとまっている【チャバネセセリ】を、バス停横のプランターで見つけました。
同じセセリ科の「オオチャバネセセリ」などは、地域によっては、絶滅危惧種に指定されています。
蛾と間違われやすい蝶ですが、バス待ちの列を離れ、逃げられないようにデジカメを取り出し、近づいてなんとかパチリと写せました。
本来、人が近づくと飛び立つ蝶ですが、必死で蜜を吸っているのか、静止状態で花に止まってくれていました。
きっとこの暑さの中、蜜で水分補給しているのでしょうねぇ。
昨日は元気なベゴニアを掲載しました。
今回は、かわいそうな樹木の写真です。
いやぁ、驚きました。
歩道を歩いていますと遠目に、フェンスに何やら2個の物体が浮かんでいます。
「なんだろうなぁ?」と思いながら近着いてみますと、なんと切り取られた木の幹がそのまま残っていました。
ここまで成長するのに何十年も掛かった事でしょうが、残念な結果です。
大きくなりすぎたのか、なんらかの事情があるのでしょうが、自分の体の中にフェンスを取りこんでの成長、やはり自然の力強さに感心してしまいます。
マカロニ・ウェスタンの名作『続・夕陽のガンマン』(1966年・監督: セルジオ・レオーネ)にインスパイアされて製作された韓国製ウェスタンで映画に登場する3人の朝鮮人ガンマンを表した題名『グッド・バッド・ウィアード』が、2009年8月29日より全国で公開されます。
日本による朝鮮統治が行われていた1930年代。満州(現在の中国東北地方)の荒野を舞台に、金のためなら手段を選ばない凄腕の賞金稼ぎ「パク・ドウォン」(チョン・ウソン)、プライドの高い冷酷なギャングのボス「パク・チャンイ」(イ・ビョンホン)、間抜けだがしたたかなコソ泥「ユン。テグ」(ソン・ガンホ)の3人が、日本軍の残した1枚の宝の地図をめぐって争奪戦を始めます。
さらに、地図の正体の推測が交錯する中、大日本帝国陸軍と、大日本帝国軍による大陸横断列車の建設予定地だとして追う朝鮮独立軍や、三国派の馬賊団まで地図を手中に収めようと大混戦になる。果たして最後の勝者は誰になるのか。
人気俳優<ソン・ガンホ>、<イ・ビョンホン>、<チョン・ウソン>が主演。監督は、『反則王』(1999年)の<キム・ジウン>が務めています。
アスファルトの隙間から育った「ど根性大根」が一時話題にりましたが、本当に植物の生命力の強さには感心いたします。
このベゴニアも、庭とか鉢植えではなく、道路の側溝(みぞ)で、元気に育っています。
どこからともなく種が落ちたのでしょうが、ここまで大きくなると引き抜くのもかわいそうですね。
雨水の処理に困らなければ、これもよしかな。
何やら冷蔵庫の中に、見られぬボトルがあるなぁと取り出してみたら、純米吟醸酒の一合瓶。
【夫婦で一合】というネーミングにしばし沈黙のファルコン。
「んん~、こんなんで足りるわけないやん」
相方も、食卓に出すのをはばかっているのでしょう。
発売元のコピーでは、日本酒を飲む方の半数以上は1回当たり一合未満とかのデーターがあるとのことです。
健康面の配慮ではそうなんでしょうが、これでは取り合いで、夫婦喧嘩になってしまいます。
夫婦の絆を深める(つなげる?)為には、【夫婦で二合二合(にこにこ)】なんてネーミングでもって、四合程度は欲しいところです。
著者の作品は、「旗師」として骨董業界で頑張る <宇佐美陶子> シリーズや、民俗学の教授として各地にまつわる事件を解明していく <蓮丈那智> シリーズが好きですが、本書はそれらの路線とは全く異質な内容で、表題作を含むドタバタ喜劇的な短篇6篇が、連作でまとめられています。
主人公は<有馬次郎>ですが、もと広域窃盗犯としての裏稼業に携わっていました。今は「大悲閣千光寺」の寺男として真面目に働いていますが、身の回りに次々と起こる事件に関わり、謎を解いていきます。
もう一人の寺男として、ミステリー作家を目指す(ムンちゃん)こと<水野猛>がおり、また「みやこ新聞」文化部の女性記者<折原けい>、京都府警の<碇屋>警部、そして庵主の脇役たちとの関西弁の会話が楽しめます。
京都に深く根付く文化や風習をアイロニカルに描きながら、ウイットに富んだ物語が並び、古都を舞台とした謎解きの妙味が味わえる一冊でした。
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