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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#園芸」の検索結果1916件

ファルコン植物記(389)白色の花【シャク】と小さな蜂

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花径2ミリほどの小さな花が、かたまるように咲いています【シャク(杓)】です。
セリ科シャク属の植物で、多年草です。

大きなものでは草丈1メートル程になり、数回枝分れをして花序を出していきます。
コンパクトデジカメでは、花径2ミリの撮影は限界のようで、5弁花ですが、外側に向く花弁が大きい特徴が写しだせません。

花が咲く前の茎や葉は、食用になりますし、根は「山人参」として、これまた食用になります。

「葉」の形が、ニンジンに似ていますので、別名「ニンジンバ」とも呼ばれています。

この花径2ミリの所に、体長8ミリほどの小さな蜂が蜜を吸いに止まり、運よく画面に取り込めました。
よく観察できませんでしたが、体型の特徴から「ニホンチュウレンジ」だとおもいます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(388)白色の花【セイロンランティア】

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名前に「セイロン」と付いていますので、原産地はスリランカの花だとすぐに分かります。
キョウチクトウ科ラティア属の常緑低木種で、高さは2メートルほどになります。
スリランカの標高600メートル付近に自生する植物で、日本の高温多湿に適しており、白色の3~4センチの5弁花を咲かせ、夏場の清涼剤になる純白さが目立ちます。

花弁の付け根の部分にも細かい花びら状が見受けられますが、これは<副花冠>が発達した形状で、個性的です。

キョウチクトウ科の植物の多くは、蕾の状態の時に花びらの巻き方が、上から見ますと右巻きが多いのですが、この本種は逆の左巻きで、これまた個性的な花です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(387)赤紅色の花【ヒメヒオウギ】

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北向きのお庭ですが、全面に【ヒメヒオウギ(姫檜扇)】が咲いていました。

アヤメ科アマノテカ(ラベイルージア)属の植物で、原産地は南アフリカ、正式名称としては「アマノテカ・ラクサ」です。

地際から平べったくて細長い葉を出し、葉の間から細い花茎を出して、花径2センチほどの赤紅色の花を咲かせます。
花は元の部分が3センチほどの筒状をしており、先端に6枚の花弁を広げ、花弁の下の3枚の付け根には黒みがある濃紅色の斑紋が入ります。(写真では、斑紋の出ている花弁が4枚の変異種を撮影しています)

「葉」が平安時代の正装時に用いられた檜でできた扇に似ていることからの由来です。
よく似た花の名前に 「ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)」 があります。

秋植えの球根で花を咲かせますが、種子からも発芽することのできる、繁殖力旺盛な【ヒメヒオウギ】ですので、このお庭の花も、きっと種子が散らばったものだと眺めておりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(386)赤紅色の花【ジニア・ザハラ】

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すぐにキク科だと分かる花姿をしていましたが、花壇に花名の札がなければ、【ジニア・ザハラ】だとは分かりませんでした。
キク科ジニア属、メキシコ原産の花です。

和名の「ヒャクニチソウ(百日草)」と言えば、「あ~あ」と分かる方が多いと思います。
初夏から晩秋にかけての長期間花を咲かせますので、(百日草)と名付けられ、親しまれています。

野生種は一重咲きのおとなしい花姿が多く、19世紀に八重咲きの品種が発見されてから、さまざまな品種が育成されています。

一重咲き、八重咲き、絞り咲き、ダリア咲き、ボンボン咲きと、思いつく咲き方はすべてあり、色も多彩で、一目で【ジニア】種だと見分ける自信がないキク科の花です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(385)八重咲きの白色の花【クチナシ】

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ファルコン植物記(385)八重...
一重咲きは6月中旬ごろから咲き出すようですが、ようやく八重咲の【クチナシ(梔子)】が咲き出しました。
アカネ科クチナシ属の常緑低木種で、原産地は日本をはじめ、中国・台湾・インドネシアに分布しています。

葉脇から短い柄を出し、一個すつ花を咲かせ、花弁は基部が筒状で、一重咲きでは6枚の花弁です。
ジャスミンと同様、強い芳香性がありますので、咲き誇りますと思わず足を止めたくなる香りが漂います。

残念ながら八重咲きには実ができませんが、10~11月ごろに赤黄色の果実を実らせ、果実の先端には<蕚片>の名残りが6本、針状に付いている特徴的な姿を見せてくれます。

果実は漢方薬の「山梔子(さんしし)」と呼ばれる漢方薬になり、乾燥させた果実を煮出した汁は、「タクアン」や「きんとん」を染める着色料としても有名です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(384)黄色の花<アブチロン>(2)

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先に紹介した 「アブチロン・メガポタミクム」 も、この<アブチロン>も、花の形状は随分と違いますが、同じアオイ科アブチロン属の花です。

熱帯から亜熱帯にかけて、約100種程度が分布しています。
園芸品種も色々とあるようですが、その多くは「ショウジョウカ(猩猩花)」と「ウキツリボク(浮釣木)」の2つの原種と、これらの交配から生まれた交雑種です。

5枚の花弁を傘状に開き、花は横から下向きに咲き誇ります。
花の色も、赤色・桃色・橙色・白色をはじめ、斑入りや覆輪斑が入るものまで多彩な花姿を見せてくれます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(383)赤色と黄色の花<アブチロン>【メガポタミクム】

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ネットフェンス一面に、<アブチロン>の品種、【メガポタミクム】が咲き誇るお庭に出会いました。

アオイ科アブチロン属で、原産地はブラジルのつる性植物です。
釣鐘形の赤い<蕚>と黄色の花弁の組み合わせが、形と共に印象に残る花です。

一般的には学名の「メガポタミクム」は用いられず、花の形から「チロリアンランプ」、和名では「浮釣木」と呼ばれています。
5枚の花弁の中心から雄しべを筒状に突き出し、その先端に花粉が出ています。

<アブチロン>は、否定を表す「a」、牝牛の「bous」、下痢の「tilos」からなる言葉で、家畜の下痢止めとしての効用から名づけられました。

良く似た形の花に、 「フクシア・レギア」 がありますが、こちらはアカバナ科です。
和名としては「釣浮草」と、これまたよく似た名前が付けられています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(382)色とりどりの実【観賞用トウガラシ】

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マーブルチョコレートを散りばめた感じの、【観賞用トウガラシ(唐辛子)】と遭遇いたしました。
辛党として【トウガラシ】は必需品ですが、極彩色の色合いでは、遠慮したくなります。

ナス科トウガラシ属の植物で、原産地はメキシコです。(一部では、アンデス原産だともいわれています)
「野菜」としては、<ピーマン・パブリカ・ししとう>などが代表選手で、「香辛料」としては、<鷹の爪・ハラペーニョ・カイエンペッパー>などが挙げられます。

2007年2月には、「ブート・ジョロキア」が、世界一辛い【トウガラシ】としてギネスに認定されています。

今年の2月6日(月)には、ニューメキシコ州立大学の研究チームが、「2012ニューメキシコ唐辛子会議」で、さらに辛い「トリニダード・モルガ・スコーピオン」という品種の報告をしています。
発見者は、同研究チームのポール・ボスランド名誉教授で、「ブート・ジョロキア」を最初に発見した人です。

辛さを表す単位として、<スコヴィル値>(SHU)を用いますが、「タバスコ」で<2千~5千>、「ハバネロ」<10万~35万>、「ブート・ジョロキア」は最大値で<157万>ですが、この「トリニダ・モルガ・スコーピオン」は<200万>を超えています。

どのような辛さの【トウガラシ】なのか、興味津々です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(381)白色の小さな花【ヨウシュヤマゴボウ】

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ファルコン植物記(381)白色...
日本には明治初期に渡来していますが、今ではほとんど野草化している帰化植物です。
あまり見かけなくなりましたが、某駐車場の片隅に咲いていました。
30センチにはなろうかという大きな細長い葉を茂らせ、草丈は背丈ほどありました。

ヤマゴボウ科ヤナゴボウ属の植物で、「ヨウシュ(洋種)」とありますように、原産地は北アメリカ、別名「アメリカヤマゴボウ」です。

秋になりますと大きな葉は、紅葉します。
花は小さくて7~8ミリほどの大きさ、白色ないし薄紅色をしています。
扁平な果実を付け、秋頃のなりますと黒く熟し、つぶすと黒紫色の果汁が出てきます。
服や人体に付きますとなかなか落ちなくて、厄介な果汁です。

見かけなくなって来た原因として有毒植物で、アルカロイドやサポニンといった成分を含んでいるからかもしれません。

信州や山陰地方では「アザシ」(モリアザミやフジアザミ)の若い根を加工したものを商品名として「ヤマゴボウ」と呼んでいます。
この加工品の「ヤマゴボウ漬け」と「ヤマゴボウ」が混同されてしまい、飲食事故が多発しました。

牛蒡好きなわたしですが、このヤマゴボウ属の根だけは、願い下げです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(380)桃色の花【アイビーゼラニウム】

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ファルコン植物記(380)桃色...
花を見たときには、「ゼラニウム」の八重咲かなと感じたのですが、写真でも分かりますうに蔓(花の下を横切っています)が何本かあり、葉の形も「蔦」に似た感じで、何の花なのかと考え込んでしまいました。

本種の 「ペラルゴニウム」 のコメントをまとめようとして、ひょんなことで、【アイビーゼラニウム】という改良品種があることが分かり、ラッキーでした。

南アフリカのケープ地方原産の<ベルタツルム>を中心に育成された、園芸品種の総称です。

八重咲の花径4センチ程度の大きさで、数個が固まって咲いていました。
桃色を基調に、赤紅色がアクセントとして、明るい感じの花姿です。

一重咲き、八重咲と品種改良品があるだけでも、品種の同定作業が大変な世界なのですが、蔓性までも考慮しなければいけないとなると、気が遠くなりそうです。
#園芸 #花

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