自然環境が豊かな地域ではありませんので、昆虫ネタも久しぶりです。
体長2センチばかり、カメムシ目(半翅目)サシガメ科の昆虫【アカサシガメ】を見つけました。
名前の通り他の昆虫、特にアゲハなどの幼虫を長い口で刺し、その体液を吸う虫さんです。
ほとんどの昆虫は、木々の幹や葉に合わせた褐色系か緑系統が多いのですが、目立つ「赤色」というのは珍しい昆虫だと思います。
派手な毒キノコなどは赤系統が多いように、自然界においては「赤色」は危険信号と認知され、捕食されないように身を守っているのかなと見ていますが、真意のほどは不明です。
とんと見かけなくなりました<ミノムシ>さん、散歩の途中で見つけました。
一年振りになると思いますが、ご近所の葉の落ちた「ムクゲ」の枝にぶら下がっておりました。
絶滅種の仲間入りをして久しく、気を付けてはいますが、市内で見つけるのは容易なことではありません。
蓑の中も寒そうですが、風に吹かれて揺れる姿に「がんばれよ」と声を掛けたくなりました。
午前中は晴れていた神戸も、夕方から雨模様のようです。
10月が目の前ですが、<keimi>さんもコメントされていましたように、オシロイバナはまだまだ元気で蕾がいっぱいです。
夕方から咲く花ですので、お昼間は閉じた姿でお昼寝状態です。
そんな折り、茶色の【チョウセンカマキリ】を見つけました。
カマキリは、緑色と茶色の2種類いますが、ほとんど目にするのは緑色ですので、珍しく眺めておりました。
10月ともなれば、短い生涯を閉じるはずですが、多くの子孫を無地に残せたのかどうか、気になります。
雨模様だと諦めていた一日ですが、お昼前から日が射す好天気になりました。
家でのんびりしようとも考えていたのですが、やはりこれ幸いと梅雨の合間のブラブラ散歩に出向きました。
ラベンダーの花の周りで、【モンシロチョウ(紋白蝶)】が一生懸命蜜を吸っています。
雨模様が続くと、蝶も飛べなくて甘い蜜にありつけないのでしょう、いつもよりせわしく飛び回っておりました。
黄色い花の「ヒペリカム・カリシナム」が、綺麗に咲き誇る時期になりました。
何気なく見ておりましたら、花弁の上にに一匹の蜘蛛さんを発見。
巣も作らずに、長い雄しべの中をブラブラとお散歩しておりました。
そこへ1匹のミツバチが飛来。
蜘蛛さん、羽音に反応してなのか、天敵なのかは分かりませんが、すごすごと移動してゆきます。
蜘蛛とミツバチの相対関係を考えたことはありませんが、一つの小さな花を舞台に、未知なる大きな世界があるようです。
臭い匂いで、嫌われている昆虫に「カメムシ」がいます。
カメムシ亜目とヨコバイ亜目の種類を足すと、200種類ぐらいのカメムシがいるでしょうか。
横断歩道を渡ろうといたしましたら、足元に一匹のカメムシを発見いたしました。
【エサキモンキツノカメムシ】で、体長1センチほどの大きさです。
長ったらしい名前ですが、和名で表現すると【江崎・紋黄・角・亀虫】となり、なるほどとうなづけますね。
背中に、ハート形の紋様がありますので、ほのぼのとしたカメムシさんです。
小さなハートですが、自然の神様も粋な文様を付けるるもんです。
見つけたのは何かいいことの前兆かなと、一人喜んでおりました。
昨日の雨も上がった神戸港の岸壁に、一羽の鳥を見つけました。
【サギ(鷺)】だと分かりましたが、じっとしていて、微動だしません。
「ん~、ダミーの置き物か?」と訝ったのですが、時折首をかしげます。
哲学者の風貌で何を考えているのか、こちらも考え込んでしまいます。
くちばしの色や体毛のいろがはっきりとしていますので、分かる人にはすぐに分かる【サギ】の名前だと思います。
こんな時、バードウオッチングが趣味のあのひとがいてくれればいいのにと、一人淋しく【サギ】を眺めておりました。
以前新聞の記事で、<ミノムシ(蓑虫)>が絶滅の危機にあると知りました。
外来種の「オオミノガヤドリバエ」による寄生の為、オオミノガの生息個体が激減しているようです。県により、絶滅危惧2類に指定している所もあるようで、切実な問題です。
偶然、目線の高さに<ミノムシ>を見つけました。位置が違えば、気が付いたかどうか分からないぐらい、木の枝と同化していますね。
新聞記事を読み、そういえば見かけなくなったと気にしていたので、嬉しい発見でした。
子供の頃、<ミノムシ>の袋をはがし、細かくきざんだ色紙の中に入れ、色紙でみのを再度作るのを眺めていたのを、懐かしく思い出します。
今は、数を集められそうにもないので、幼稚園や学校では、もはや無理な実験のようですね。
3日ほど前、我が家の柚子の木の【ナミアゲハ(並揚羽)】の幼虫をアップしました。
偶然にも本日、きれいに咲き誇る「ランタナ」の蜜を、一生懸命吸っている【ナミアゲハ】を見つけました。
10月に入りましたが、まだまだアゲハチョウさんの生活にとっては、忙しい時期なのかもしれません。
日中はまだまだ暑い日が続いていますが、朝夕は冷え込んですっかり秋ですね。
今年も我が家の柚子の木に、何匹かのアゲハの幼虫を見つけましたが、夏の盛りにすでに旅立っています。
ところが、しばらく空家の柚子の木に【クロアゲハ】の幼虫を見つけました。
まだ幼齢が早い若令幼虫ですので、今年は羽化せずに<蛹>のまま冬を越すんでしょうか。
<蛹>の生態には疎い私ですので、どうなることやらと心配しています。
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