今年の「山陰ズワイガニ」の解禁日は11月6日(金)ですが、初値がいくらぐらいになるのか、興味が尽きません。
今宵の【やす】での突出しは、「カニカマともやしの酢の物」です。
<カニカマ>は1972(昭和47)年、石川県七尾市の水産加工メーカー<スギヨ>が開発した製品で、当時は「まがいものだ」との意見もありましたが、大量製造できる機会の発明と共に瞬く間に普及、インスタントラーメンやレトルトカレーと並ぶ戦後の食品三大発明とまで言われています。
今年も「ズワイガニ」が口に入るかどうか微妙なところですが、<カニカマボコ>で我慢かなと思いながら、瓶ビールを呑んでおりました。
蒸し器で仕上げますので、一度に何人前かずつの注文方法でした「女将特製のシューマイ」(280円)です。
大きな形で挽き肉もたっぷりとつまり、丁寧に<グリーンピース>がのせられています。
醤油派のひともおられるようですが、わたしはソース派で、練り辛子と一緒にアツアツで食べ応えのある「シューマイ」、ビール共々おいしくいただきました。
先週は 「甘とうがらし炒め」 がありましたが、今宵は「ピーマンとじゃこの炒め煮」(150円)で口切りです。
<甘とうがらし>と同様に、<ピーマン>もナス科トウガラシ属の「甘味種」の一年草で、一般的に販売されているモノは、明治時代にアメリカから輸入されたイスパニア種を品種改良したモノです。
「鷹の爪」が入り、ピリ辛味の味付けで、<じゃこ>の歯ごたえとともに、おいしくいただきました。
辛子明太子を使用した調理パンも多く、大きなベーカリーでは必ず置いてあります。
<Afternoon Tea>では 「ポテトと明太子のフィカッチャ」、スーパーライフの<小麦の郷>では 「湯種明太子ロール」、<イスズベーカリー>では 「明太フランス」 などがありました。
今回は、【Roggen Meyer(ローゲンマイヤー)】の「博多明太フランス」(205円)です。
歯ごたえのあるフランスパンですので、口の中でよく咀嚼しますと明太子の味が口の中に広がり、バター風味と共にいい塩梅でした。
「たこ焼き」は大阪を発祥の地として、関西では粉もん料理として「お好み焼き」共々欠かせない一品です。
今宵は冷凍たこ焼きを用いた、「揚げたこ焼き」(250円)がビールの肴です。
神戸では「たこ焼き」にソースを塗り、出汁をかける「神戸たこ焼き」という食べ方が一般的ですが、最近はソースとマヨネーズが流行りのようで、残念に眺めています。
ソースが出汁の中に溶け込み、少しソースの酸味を感じる微妙な味わいが醍醐味なんですが、「神戸たこ焼き」を出すお店が少なくなりつつあるようです。
本日の神戸、午後3時には気温が上がり24度程度の予想、お昼間は暖かくて半袖でも十分です。
お店があるビルの東側で解体工事が行われており、ワンリームマンションになるようですが、あまりの騒音で一度お店を早じまいされたと<女将>さんからお聞きしました。
本日の「日替わり定食」(800円)は、「ひき肉と豆腐のドライカレー」がメインです。
メニュー看板を見たときには、ご飯の上にかけられているのかなと考えていましたが、予想外に主菜としてお皿に盛り付けられていました。
これが意外とカレー粉の味がよく効きピリ辛味で、ビールの肴にもご飯のおかずにも良く合い、おいしくいただいてきました。
ランチタイムのワンコイン定食として、 「秋刀魚定食」 をおいしくいただいていますが、久しぶりに夜の部に顔出しです。
今宵は突出しとして、石川県能登島産の「絹もずく」が出ました。
沖縄産の「もずく」が一般的だとおもいますが、糸のような細さでぬめり感があり、まったく別物の味わいでした。
単品の「蒸し鶏」は(500円)ですが、これまた突出しとして出していただき、大きな「牡蠣焼き」で、牡蠣シーズンの口切りです。
炭火焼の醍醐味として、この時期やはり「秋刀魚」は外せず、そろそろ終わり掛けの「すだち」を絞って、おいしくいただいてきました。
久しく中華料理を食べていませんでしたので、カワイイオネイサンがいる【燕楽】に足を向けました。
豚肉たっぷりの 「酢豚セット」 が頭をよぎりましたが、「ニラレバセット」(680円)と「生ビール」(380円)の組み合わせです。
家庭では、中華料理に使用される太めの「豆もやし(大豆もやし)」をシャキッと炒めるのは火力的に難しく、どうしても専門店の味にはなりません。
本日のスープは「生姜」の味がよく効いていて、濃い「ニラレバ」の味に合いました。
カワイイオネイサンがレジでしたので、本日のお会計(1000円)で済みました。
調理パンの具材としては珍しい<青ねぎ>の刻みと、<玉ねぎ・ベーコン>を使用した「ねぎベーコン」(194円)です。
<青ねぎ>が好きでない方は絶対に手を出さない製品でしょうし、購入された人は「ねぎ」が嫌いな方ではないとおもいますから、相乗効果としてさらにおいしく感じるかもしれません。
非常に上品な味わいで、逆にもう少し<青ねぎ>が入っていてもいいかなと思いながら、おいしくいただきました。
<立ち呑み【しゅう】>のメニュー名は、料理の内容がよくわかり助かりますが、反面、正式名が長いのが困りものです。
今宵の口切りの 「まぐろブツ刺し」 は、メニュー表では「築地市場直送まぐろブツ刺し」であり、「牛モツ塩煮込み」 は「親父の牛モツ塩煮込み」、「ポテトサラダ」でいいと思いますが、これまた 「女将の極上ポテトサラダ」 となっています。
二番手に選んだ肴は「厚揚げと鶏のいとこ煮」(250円)ですが、「鶏のいとこ」とはなんだろうと考えていましたら、<うずらの卵>のことで、ネーミングの面白さに笑ってしまいました。
味よくしっかりと煮込まれた<厚揚げ>と<うずらの卵>、ビールの肴としておいしくいただきました。
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