3日、米「アップル」の株式時価総額が米企業で初めて3兆ドル(約345兆円)の大台を超えています。
主力製品〈iPhone〉の販売が好調なほか、アプリ市場や音楽配信などのサービス部門も伸びており、社会のデジタル化を背景に投資家の成長期待が継続しています。
「アップル」は2018年8月に時価総額1兆ドルを達成、緩和政策により米株式市場全体が上昇傾向という環境も後押しし、2兆ドル突破からわずか約1年4カ月で時価総額は1.5倍に膨らんで、3年半で3倍になっています。
「アップル」の株式時価総額は、東京証券取引所1部上場企業の合計約730兆円の半分近くに及ぶ金額です。
米企業の時価総額上位はIT企業が独占しており、2位が「マイクロソフト」、3位が〈グーグル〉の持ち株会社「アルファベット」になります。
31日の米ダウ工業株30種平均株価はもみ合いで始まりました。午前9時45分時点では前日比20ドル02セント安の3万6378ドル06セントでした。
終値は前日比59ドル78セント(0.16%)安の3万6338ドル30セントで取引を終えています
29日に過去最高値「3万6488ドル63セント」を記録、6日間で1300ドル値を上げていますので利益確定の売りが出ていますが、売り一巡後は、米景気への楽観的な見方を背景にした買いで高く推移していました。
今年は1月の米議事堂襲撃事件に始まり、激動の年となりましたが、米株式市場はパンデミックからの回復の追い風を受け力強い相場となりました。ダウ平均は(18.7%)上昇し、伸び率は2019年以来の大きさとなっています。
S&P500は終値ベースで過去最高値を70回更新しています。現代の米株式市場誕生以来、2番目に多い数でしたが、12.55ポイント安の4766.18で終えています。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は96.59ポイント安の1万5644.97で終えています。
30日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は7日続伸して始まっています。午前9時40分では前日比163ドル65セント高の3万6652ドル28セントと、前日に付けた過去最高値を上回っています。
ただ、前日までの6営業日で1500ドルあまり上げた後で利益確定売りが出やすく、下げる場面もありました。行動制限も再度実施される中で、経済への影響が実際にどの程度になるのかは、来年に持ち越しになりそうです。
終値は前日比90ドル55セント(0.25%)安の3万6398ドル08セントで取引を終えています。
朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想より少なかったのを受け、米景気への楽観に基づいた買いが入りました。新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」の感染拡大が雇用回復を抑えるとの懸念が和らいでいます。
新規失業保険申請件数は前週比8000件減の19万8000件と市場予想(20万5000件)を下回りました。4週間の移動平均は19万9250件と1969年10月以来52年ぶりの低水準でした。
2021年最後の取引となる30日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、前引けは前日比20円79銭(0.07%)安の2万8886円09銭でした。終値は前日比115円17銭(0.40%)安の2万8791円71銭で今年の取引を終えています。
下げ幅は朝方に一時300円を超えましたが、売り一巡後は買い戻しなども入って前日終値近辺まで値を戻しています。
東京市場が、明日からの年末年始に4連休を控えて、全体的に見送りムードが強く、物色面では主力銘柄が売り買いまちまちとなり、方向感を欠いている状況でした。
今年は新型コロナウイルスワクチン普及や米国の大型経済対策への期待を背景に、2月に3万円の大台を回復。その後、コロナ変異株への懸念などから一進一退が続きましたが、年末としてはバブル経済最盛期の1989年(3万8915円87銭)以来32年ぶりの高値でした。
29日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は6日続伸して始まり、終値は、(11月8日)の過去最高値「3万6432ドル22セント」を上回る前日比90ドル42セント(0.25%)高い3万6488ドル63セントで取引を終えています。
新型コロナウイルスの感染拡大による米景気への悪影響は限られるとの見方から消費関連株などへの買いが出ています。
ただ、前日までの5日続伸で1400ドル超上げており、目先の利益を確定する目的の売りも出ていますが上値は小幅に挙げています。
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前場は前日比259円30銭(0.89%)安の2万8809円86銭で終えています。下げ幅は一時300円を超えています。
終値は前日比162円28銭(0.56%)安の2万8906円88銭で取引を終えています。
きょうは12月末の配当権利落ち日で配当落ち分の37円程度、日経平均は下押しされます。前日の米株式市場でのハイテク株安を受け、半導体関連株などに売りが出ています。半面、景気敏感株の一角には買いが入り、寄り付き直後に日経平均は上昇に転じる場面もありました。
前日に日経平均が約1カ月ぶりに2万9000円を回復したことで、戻り待ちの売りが出やすく、年末とあって市場参加者も限られるなか、小口の売りでも相場全体に波及して下振れしやすい流れでした。
また、31日に中国の購買担当者景気指数(PMI)発表が予定されています。内容次第では東京市場が年末年始の休場中に海外相場が大きく変動するリスクがあり、持ち高調整の売りも出ていたようです。
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は5日続伸で始まり、一時は(11月8日)の過去最高値「3万6432ドル22セント」を上回っています。
買い一巡後、利益確定売りが出て値を下げていますが、その後も買いが進み、終値は前日比95ドル83セント(0.26%)高い3万6398ドル21セントで取引を終えています。
新型コロナウイルスの感染が拡大しても米国で経済活動が制限される可能性が低下し、投資家心理の改善につながっています。
米国では新型コロナの「変異株(オミクロン)」の感染拡大が続いています。ただ、米疾病対策センター(CDC)は27日、感染者が無症状の場合、隔離期間を従来の10日間から5日間に短縮すると発表しました。
感染対策と経済活動のバランスを取るためで、大規模な経済活動の制限による景気の下押し圧力への懸念が和らぎました。
28日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前日比392円70銭(1・37%)高の2万9069円16銭で取引を終えています。
新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」が南アフリカで見つかり株価が急落する前の(11月25日)の「2万9499円28銭」以来、およそ1カ月ぶりの高値を付けています。
前日の米株式市場で主要株価指数の「S&p500種株価指数」や「ナスダック総合株価指数」がそろって上昇した流れを受け、東京市場でも幅広い銘柄に買いがはいりました。
前日に主要半導体銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が(2.7%)高の高値を付けたのを追い風に、値がさの半導体関連が買われています。円相場が1ドル=114円台後半まで円安・ドル高が進み、輸出関連株の採算改善への期待も相場にプラスとなりました。日経平均の上げ幅は一時400円を超えています。
午後に入って日経平均は伸び悩む場面もありました。節目の2万9000円を意識し、戻り待ちや利益確定の売りも出やすい流れでした。
27日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4日続伸で始まりました。終値は前週末比351ドル82セント(0.98%)高の3万6302ドル38セントで取引を終えています。
新型コロナウイルスの「変異型(オミクロン)」の感染は拡大しているものの、米経済を支える個人消費は増えています。米経済の先行きに対する期待の高まりから幅広い銘柄に買いが先行しています。
米マスターカードが26日、同社の決済データをもとにまとめた米国の年末商戦(11月1日~12月24日)の売上高は前年同期比(8.5%)増えています。新型コロナ拡大前の2019年と比べても(10.7%)伸びています。「変異株(オミクロン)」の感染拡大が続く中でも消費は衰えていません。
米国株の取引は27日を含め年内5営業日となりました。年末にかけて株価が上昇する「サンタラリー」や、運用成績をよく見せるための年末のお化粧買いが相場を押し上げるとの期待も出ているようです。
多くの機関投資家が運用指標とするS&p500種株価指数は4日続伸し、前営業日に比べ65.40ポイント(1.4%)高の4791.19で終え、連日で過去最高値を更新しました。
また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、前営業日比217.888ポイント(1.4%)高の1万5871.262で終えています。
主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数は(2.7%)高の4039.512と過去最高値を更新しています。
27日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小反発して始まった後、下げに転じました。前週末比71円47銭(0.25%)安の2万8711円12銭で前場を終えています。新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」の国内外の感染拡大への警戒から買い手控えされています。下げ幅は一時100円を超える場面がありました。
フランスやイタリアで新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多を更新するなど、「変異株(オミクロン)」の感染拡大への警戒感から買いが弱い流れでした。
前週末24日の米国やドイツ市場が休場で、きょうも香港や英国が休場となっています。休暇中の機関投資家も多いようで、積極的な取引が手控えられています。好材料もなく、市場の明確な方向感は乏しい流れでした。
終値は前週末106円13銭(0.37%)安の2万8676円46銭で取引を終えています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ