『新聞記者』・『宮本から君へ』などの作品を手掛けた映画プロデューサーの<河村光庸>さんが11日、心不全のため死去されています。72歳でした。福井県出身。葬儀は近親者で営み、後日お別れの会を開く予定です。
2008年に映画会社「スターサンズ」設立。2012年、制作・配給した『かぞくのくに』が話題になりました。その後も『あゝ、荒野』・『MOTHER マザー』・『空白』・『ヤクザと家族 The Family』、ドキュメンタリー映画の『パンケーキを毒見する』など、社会的・政治的なテーマを題材にした骨太な作品を数多くプロデュースされてきました。
企画・製作・エグゼクティブプロデュースを担当、<横浜流星>が、<藤井道人>監督と5度目のタッグを組み、「村」という閉ざされた世界に、現代社会の闇を投影したサスペンス・エンタテインメント『ヴィレッジ』が、2023年に公開を控えています。
ロシア反体制派のカリスマ<アレクセイ・ナワリヌイ>を追ったドキュメンタリー『ナワリヌイ』が、2022年6月17日より公開されます。
<アレクセイ・ナワリヌイ>は、<プーチン>政権への批判で国内外から注目を集め、若年層を中心とする反体制派から支持を集める政治活動家です。政権にとって最大の敵と見なされた彼は不当な逮捕を繰り返され、巨大な力に追い詰められていきます。
そして2020年8月、<アレクセイ・ナワリヌイ>は移動中の飛行機内で何者かに毒物を盛られ、昏睡状態に陥るのでした。ベルリンの病院に避難し奇跡的に一命を取り留めた彼は、自ら調査チームを結成して真相究明に乗り出します。
『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』(2019年)の<ダニエル・ロアー>が監督を務め、暗殺未遂事件直後から<アレクセイ・ナワリヌイ>や家族、調査チームに密着。事件の裏に潜む勢力を驚きの手法で暴いていく彼の姿を捉え、ロシア政府の暗部に切り込んでいきます。
サンダンス映画祭2022でシークレット作品として上映され、観客賞とフェスティバル・フェイバリット賞をダブル受賞した作品です。
2022年4月21日に96歳を迎え、在位70周年となったイギリス君主<エリザベス2世>の初の長編ドキュメンタリー2021年イギリス製作の『エリザベス 女王陛下の微笑み』が2022年6月17日より公開されます。
2021年9月に急逝した『ノッティングヒルの恋人』などで知られる<ロジャー・ミッシェル>(1956年6月5日 ~2021年9月22日)が監督を務め、新型コロナウイルスの感染拡大で次回作の撮影機会が奪われた際に、女王陛下のドキュメンタリー企画がはじまりました。
1930年代から2020年代までのアーカイブ映像から<エリザベス2世>の足跡をたどり、これまでにあまり見られることのなかった女王の素顔にも迫っていきます。
<ザ・ビートルズ>、<エルトン・ジョン>、<ダニエル・クレイグ>、<マリリン・モンロー>といったスターのほか、歴代政治家やセレブなど、そうそうたる人物も数多く登場しています。
<アーサー・コナン・ドイル>の名作探偵小説『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案に、<ディーン・フジオカ>演じる犯罪捜査コンサルタント「誉獅子雄」と<岩田剛典>演じる精神科医「若宮潤一」が数々の難事件に挑む姿を描いたテレビドラマ『シャーロック』(2019年10月7日から12月16日・フジテレビ系)の劇場版『パスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』が2022年6月17日より公開されます。
原作シリーズの中でも人気の高い『バスカヴィル家の犬』を原作に、不気味な島で暮らす華麗な一族をめぐる事件を描いています。瀬戸内海の離島で、日本有数の資産家が莫大な遺産を遺して変死しました。資産家は死の直前に、娘の誘拐未遂事件の犯人捜索を「若宮」に依頼していました。
真相を探るべく島へやって来た「獅子雄」と「若宮」の前に現れたのは、異様なたたずまいの洋館と、そこに住まう華麗な一族の面々と怪しい関係者たち。島に古くから伝わる不気味な魔犬の呪いが囁かれる中、島内で新たな事件が連鎖的に発生します。
<新木優子>、<広末涼子>、<村上虹郎>、<西村まさ彦>、<佐々木蔵之介>、<山田真歩>、<小泉孝太郎>、<稲森いずみ>、<椎名桔平>が共演に名を連ね、監督は、『容疑者Xの献身』・『マチネの終わりに』の<西谷弘>が務めています。
集英社『ウルトラジャンプ』で連載されました<秋★枝>の同名コミックを、『彼女が好きなものは』の<神尾楓珠>主演で実写映画化した『恋は光』が、2022年6月17日より公開されます。
「恋をしている女性が光って見える」という特異体質の大学生「西条」は、自身は恋愛とは無縁の学生生活を送っていました。ある日、彼は「恋というものを知りたい」という文学少女「東雲」に一目ぼれし、恋の定義について語り合う交換日記を始めます。
「西条」にずっと片思いしてきた幼なじみの「北代」は、そんな2人の様子に心をざわつかせます。一方、恋人がいる男性ばかり好きになってしまう「宿木」は、「西条」を「北代」の彼氏だと思い込んで猛アプローチ。4人は奇妙な四角関係に陥っていきます。
ヒロイン「北代」を『あなたの番です 劇場版』・『孤狼の血 LEVEL2』の<西野七瀬>、「東雲」を『10万分の1』の<平祐奈>、「宿木」を『糸』の<馬場ふみか>が演じ、監督・脚本は、『ももいろそらを』(2013年)、『殺さない彼と死なない彼女』(2019年)の<小林啓一>が務めています。
「錦三丁目25番街区計画(仮称)」によるビル外観パース
TOHOシネマズが中京圏の旗艦店として愛知・名古屋の栄エリアに初出店することを発表しています。
中京圏の新たな映画のランドマークを目指すという映画館は三菱地所やパルコが推進する「錦三丁目25番街区計画(仮称)」の複合施設内に作られます。
栄エリアの中心地である栄交差点に接する場所で、名古屋市営地下鉄の東山線および名城線の駅と直結し、名鉄瀬戸線も至近という好立地場所です。200mを超える高層ビルにはTOHOシネマズのほか、パルコによる新たな商業施設やオフィス、ホテルが入ります。着工は7月1日。施設の開業は2026年夏頃を予定しています。
栄周辺は伏見ミリオン座、センチュリーシネマ、名演小劇場とミニシアターが多い地域ですが、これまで大型のシネマコンプレックスはありませんでした。
東宝グループとしては2005年に閉館した「エンゼル東宝」以来の出店となります。
今夜<21:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、2017年5月27日より公開されました『ちょっと今から仕事やめてくる』が放送されます。
激務により心も体も疲れ果ててしまった「青山隆」(工藤阿須加)は、意識を失い電車にはねられそうになったところを「ヤマモト」(福士蒼汰)と名乗る男に助けられます。幼なじみだという彼に心当たりのない「隆」でしたが、「ヤマモト」に出会ってから仕事は順調にいき明るさも戻ってきました。ある日「隆」は、「ヤマモト」が3年前に自殺していたことを知ります。
第21回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞した<北川恵海>の小説を、『イン・ザ・ヒーロー』などの<福士蒼汰>を主演に迎えて映画化されました。ノルマが厳しい企業に勤め心身共に疲弊した青年が、幼なじみを名乗る人物との交流を通じ生き方を模索するさまを描いています。監督は、『八日目の蝉』・『ソロモンの偽証』・『グッドバイ~嘘からはじまる人生劇場~』・『いのちの停車場』などの<成島出>が務めています。
<福士蒼汰>演じる謎の男「ヤマモト」に救われる青年「隆」に、『夏美のホタル』などの<工藤阿須加>が扮するほか、<黒木華>、<小池栄子>、<吉田鋼太郎>らが共演しています。
本日<13:00(~15:15)>より「NHK-BSプレミアム」にて、1988年アメリカ製作の『原題:RAIN MAN』が、邦題『レインマン』として1989年2月25日より公開されました作品の放送があります。
原作の<バリー・モロー>は<ロナルド・バス>と共同で脚本を執筆し、監督は<バリー・レヴィンソン>が務めています。主演は<ダスティン・ホフマン>と<トム・クルーズ>が演じています。
父の死をきっかけに高級外車のディーラーをしている自由奔放な弟の「チャーリー」(トム・クルーズ)は遺産の300万ドルを目当てに故郷に戻りますが、遺産は重度の自閉症の兄「レイモンド」(ダスティン・ホフマン)に渡る事を聞かされます。なんとか金を物にしようと「チャーリー」は施設にいる「レイモンド」を誘拐まがいに連れ出し、ロスに戻ろうとするのでしたが、出会って心を開き、忘れていた愛情を取り戻して行く過程を描いた心暖まる感動のロード・ムービーです。
1989年・第61回アカデミー賞の作品・監督・脚本。主演男優賞(ダスティン・ホフマン)、第46回ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)、さらに第39回ベルリン国際映画祭においてそれぞれ作品賞を受賞している作品です。
これが長編デビュー作となる<早川千絵>が監督を務め、<是枝裕和>監督が総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一編として発表した短編『PLAN75』を自ら長編化した『PLAN75』が、2022年6月17日より公開されます。
75歳以上が自ら生死を選択できる制度が施行された近未来の日本を舞台に、その制度に翻弄される人々の行く末を描いています。少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度「プラン75」が国会で可決・施行され、当初は様々な議論を呼んだものの、超高齢化社会の問題解決策として世間に受け入れらます。
夫と死別し、ひとり静かに暮らす78歳の「角谷ミチ」は、ホテルの客室清掃員として働いていましたが、ある日突然、高齢を理由に解雇されてしまいます。住む場所も失いそうになった彼女は、「プラン75」の申請を検討し始めます。
一方、市役所の「プラン75」申請窓口で働く「ヒロム」や、死を選んだお年寄りにその日が来るまでサポートするコールセンタースタッフの「瑶子」らは、「プラン75」という制度の在り方に疑問を抱くようになります。
年齢による命の線引きというセンセーショナルな題材を細やかな演出とともに描き、初長編監督作にして第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品。初長編作品に与えられるカメラドールのスペシャルメンション(次点)に選ばれた作品です。
「角谷ミチ」役で<倍賞千恵子>が主演、<磯村勇斗>、<たかお鷹>、<河合優実>らが共演しています。
気弱な女性が妖怪たちと一緒に暮らす中で成長していく姿を描いたテレビドラマ『妖怪シェアハウス』シリーズの劇場版『映画 妖怪シェアーハウスー白馬の王子様じゃないん怪』が、2022年6月17日より公開されます。
「澪」は相変わらず妖怪たちと楽しく暮らしながら、作家を目指して出版社で奮闘する毎日を送っていました。世間では自分の好みを反映したAIと恋愛を楽しむアプリが流行していますが、仕事に追われる「澪」は恋愛とは縁がありません。
そんなある日、「澪」は仕事の取材先で出会ったイギリス育ちのミステリアスな天才数学者「AITO」と恋に落ちます。幸せな日々を過ごす「澪」でしたが、やがて彼女はその恋が妖怪たちを危険にさらしていることを知ります。
同じ頃、人間界では若者たちが登校や出社を拒否したり、欲望を抱く気持ちすら失ったりしてしまう〈ツルツル化現象〉が起こっていました。実写版『魔女の宅急便』の<小芝風花>がドラマ版に続いて主演を務め、天才数学者「AITO」を『ソロモンの偽証』の<望月歩>が演じ、脚本は<西荻弓絵>が担当、監督は<豊島圭介>が務めています。
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