「高島屋京都店」の隣に開業する専門店ゾーン「京都高島屋S.C.」(右奥)のイメージ図(画像:高島屋提供)
11日、高島屋は京都店(京都市)の隣接地に専門店ゾーンを新設すると発表しました。
京都店と専門店からなる「京都高島屋S.C.(ショッピングセンター)」として2023年秋に開業します。
専門店ゾーンは地下1階、地上7階建て。売り場は約1万3000平方メートルで、全フロアで京都店と接続しています。京都店と合わせた面積は約6万5000平方メートルとなります。
出店テナントは2023年春に発表する予定。既に「京都 蔦屋書店」が決まっています。
神戸三宮駅前の商業ビル「三宮OSビル」(神戸市中央区北長狭通1)のバリューアップ工事が完了、壁面に新設した大型ビジョン「オーエスビジョン」が、9月15日に本格稼働しています。
ビルの規模は、地上8階、地下2階で、延床面積は907.03平方メートル。「三宮の3+Rise(上昇)=3Rise=サンライズ(太陽)」というイメージから「まるで朝日が昇るように空に向かって伸びていく」との思いを込め、外装デザインに3本の光の筋を取り入れられています。
ビルは、三宮駅北側エリアの玄関口に位置し、地下2階は神戸市営地下鉄に直結しています。
既存テナントとして、1階:ドラッグストア「マツモトキヨシ」、4階:中国東北料理「小肥牛」、6・8階:TRAD BAR「ESPRIT」、地下2階:タチノミキッチン「さにぃ」が入居するほか、出店が決まった、2階:エンタメ系韓国料理店「NOWL KOREAN KITCHEN」、7階:髪質改善専門美容室「ageless」が順次オープンします。
神戸市役所本庁舎新2号館完成予想図(画像:企業グループ体提供)
神戸市は、官民共同で進める神戸・三宮再整備の一環として神戸市役所本庁舎2号館(神戸市中央区加納町6)の建て替えの概要を正式に発表しています。上層部に兵庫県内初となる五つ星クラスのホテル、下層階に市庁舎と商業施設などが入ります。総工費は300億円以上になる見通しです。
神戸市役所本庁舎新2号館は高さ約125メートルで、地上24階、地下2階。延べ床面積は約7万3千平方メートルの計画です。外観はガラスを多用し、街の雰囲気に合わせたシンプルで開放的なデザインになるようです。
新2号館の16~24階はホテル(約1万8100平方メートル)で、主要客室が40平方メートル以上の国際的ラグジュアリーホテルを誘致するとのことです。6~14階はオフィス(約2万2300平方メートル)が予定されています。
市庁機能(約1万5400平方メートル)は地下1~5階に配置されます。1階には催しなどに対応する市民利用空間(約570平方メートル)を設け、地下1~2階には商業施設(約2700平方メートル)も整備し、飲食・物販など複数の店舗が入ります。
庁舎部分は市が所有します。建物の建設工事と庁舎以外の施設の所有・管理は、オリックス不動産(東京)を代表とする計8社の企業グループが担います。2024年度ごろ着工し、28年度ごろの完成を目指しています。
兵庫県内の私立で唯一の工業高校、神戸村野工業高校(神戸市長田区五番町)にて、創立100周年を記念して、設計は大阪の東畑建築設計事務所・施工は大林組神戸支店で新校舎が建設されています。6階建て、延べ面積19154.72平米の規模です。
既設の校舎で授業を進めながらの建設ですので校庭の南側の道路側に建設され、建設後には、旧校舎が解体されて校庭を確保する計画だと思われます。
また、2023年度から校名を「彩星工科(さいせいこうか)高校」に変更することが発表されています。男子校の伝統や現在の学科は維持されますが、創立100年を経たことを機に学校のイメージを一新。校歌もリニューアルし、新しい校名の略称「サイコウ」を歌詞のサビ部分に複数回入れることが決定されているようです。
国内最大の木造ビルとなる新本店ビルのデザイン(Renzo Piano Building Workshop提供)
8月1日、 東京海上ホールディングスは東京・丸の内で建て替える新本店ビルのデザインを発表しています。
柱や床に耐火性能を持つ国産木材をふんだんに使用。高さ約100メートル(地下3階、地上20階)、延べ床面積は約13万平方メートルに上り、現存する「木造ビル」では国内最大になる規模だといいます。
2024年12月に着工し、2028年度の完成を目指します。
<池田エライザ>と<田口トモロヲ>がダブル主演を務めるテレビ大阪開局40周年記念SPドラマ『名建築で昼食を 大阪編』(全6話)がテレビ大阪( 24:00~24:30)、テレビ東京(26:35~27:05)で2022年8月17日より(水)より放送されます。
<甲斐みのり>の著書『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』を原案とし、2020年8月より連続ドラマ、2021年1月にスペシャル版が放送されました『名建築で昼食を』の大阪版となります。
カフェ開業を夢見るOLの「春野藤」が、「乙女建築」巡りを趣味とする建築模型士「植草千明」とSNSで出会い、名建築の数々を巡るさまが描かれます。大阪を舞台にした今作では、ドラマのその後が全6話でつづられます。
<池田エライザ>が「春野藤」、<田口トモロヲ>が「植草千明」に扮し、<吉見拓真>と<横幕智裕>が引き続き監督と脚本を担当しています。
「六甲山サイレンスリゾート」
デザイン・クリエイティブセンター神戸(神戸市中央区小野浜町1-4)で、イタリアデザイン界を代表する建築家である<ミケーレ・デ・ルッキ>の展覧会「EARTH STATIONS by AMDL CIRCLE ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築」が、2022年7月16日(土)~2022年8月7日(日)11:00~19:00(月曜日休館)に開催されます。
彼が主宰する建築スタジオAMDL CIRCLEによるリサーチプロジェクト「EARTH STATIONS」を中心に、「六甲山サイレンスリゾート」やその他プロジェクトにつながる建築家の思想を模型や映像で紹介しているほか、<ミケーレデ・ルッキ>氏がデザインした家具や照明などのプロダクトも展示され、観覧料・無料として開催されます。
<ミケーレ・デ・ルッキ>は、1980年代にデザインムーブメントを巻き起こしたデザイナー集団「Memphis(メンフィス)」の主要メンバーとして活動。イタリア国内外にて住宅・産業施設・オフィス・文化施設などの建築プロジェクトや、ミュージアムのプランニングなどを手掛け、建築・デザインの分野において常に第一線で活躍し続けています。
日本国内では、「ジンズ(JINS)デザインプロジェクト」でのコラボレーションや白井屋ホテル(群馬県)のスペシャルルームを手掛けました。
現在は、神戸のランドマークであった旧六甲山ホテルを「六甲山サイレンスリゾート」として再生する5年間のプロジェクトを主導しています。
5月31日、国の重要文化財「旧奈良監獄」(奈良市)を活用したホテルの開業を目指す星野リゾート(長野県軽井沢町)は<仲川げん奈良市長>らと共に旧奈良監獄で記者会見を行ないました。
ホテルのコンセプトについて「ラグジュアリーな方向に振っていく」と高級志向な仕様にすることを明らかにしています。
星野リゾートによりますと、複数の独居房をまとめて一つの客室とする設計で、2024年夏の開業を目指しています。整備計画の詳細は述べられていませんが、「重要文化財を活用し、その収益で維持、保存していく。日本の観光にとっても大事な新しい取り組みになる」としています。
新館1階のイメージ図(画像:エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング)
「神戸阪急」が、総額約約80億円を投じて「全面改装」を、2023年秋頃の改装終了を目指しています。全館改装は、「そごう神戸店」当時の2002年以来、約20年ぶりとなります。
三宮周辺では、JR西日本の「三ノ宮駅新ビル」や神戸市の再整備事業が予定されており、その動きにも合わせて「都市型百貨店」らしさを前面に打ち出し改装を進めるようです。
新館1階のフラワーロード沿いには新たに「セリーヌ」など四つの高級ファッションブランドが6、7月、順次オープンします。
新館1階を約800平方メートル増床し、路面の「インターナショナルブティックス」として展開します。4ブランドと開店日は、「バレンシアガ」、「ロエベ」が6月22日、「ボッテガ・ヴェネタ」が7月7日、「セリーヌ」が7月9日となっています。
4ブランドとも、2019年10月開業の「神戸阪急」では初出店。「セリーヌ」以外は、前身の「そごう神戸店」当時を含め初出店となります。
婚礼大手の「テイクアンドギヴ・ニーズ」(東京)は、神戸・三宮再整備の中核となる高層ツインタワーの1期ビル(神戸市中央区雲井通5)に、2027年度中にホテルをオープンすると発表しています。最も高価な部屋は1泊20万円を想定。地上150メートルを超えるビルの最上階にプールを設けるなど、高級ホテル開業を目指しています。
「EVOL HOTEL KOBE」(エヴォルホテル コウベ、仮称)で、地下2階、地上32階建てのビルのうち24階以上を使って開業します。独創的で高品質・高価格帯の「ブティックホテル」としてアピール。60~70室をそろえ、客室単価は3万~20万円となるようです。最上階には幅30メートルのプールを設置。テラス付きレストランやジム、チャペルなども備える計画です。
「テイクアンドギヴ・ニーズ」は、ホテル事業には2016年に参入し、現在、東京に2件、さらに2023年と2027年にも都内に1件ずつを開業予定。兵庫県内へは初進出となります。「EVOL」は新ブランドで、「トレンドの最先端にいる富裕層」をターゲットとしています。
ツインタワーは、神戸市が主導する再開発会社などが同市中央区雲井通5、6丁目に建設予定。地上部には西日本最大級のバスターミナルが入ります。先行して5丁目の1期ビルが2027年12月の完成予定です。
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