西日本鉄道(福岡県福岡市)は、2023年夏をめどに台北市西門町にホテル「(仮称)ソラリア西鉄ホテル台北西門」を出店すると発表しています。
出店場所は、台北市の西門町は台北市の商業集積地で「台湾の原宿」と呼ばれるエリアです。同社が出店する立地は地下鉄(MRT)西門町から徒歩4分。28階建てのビルを所有する台湾土地銀行と20年間の賃貸借契約を結び運営する。
客室は約300室になる見通しで、日本人観光客やビジネスパーソン、台湾内外の旅行者の利用を見込んでいるという。地上6~28階をフロントとレストラン、客室とする予定で、宿泊料金については相場よりも若干上回る見込みとしている。
投資額は約6億円。台湾への進出は初めてとなりますが、海外では既に韓国で2店舗運営し、2020年にはタイ・バンコクでの開業も予定しているため、出店すれば海外4店舗目になります。さらに同社では、2025年度までにホテル事業を40店舗1万室まで展開させ、売上高を年400億円にする目標を掲げています。
< 画像:JR東日本都市開発 >
株式会社JR東日本都市開発が運営するショッピングセンター「シャポー船橋」(JR総武線 船橋駅直結)は、2018年2月9日(金)にグランドオープンします。南館(新館名称)25ショップ、同時に本館(既存館名称)東京方面1階及びB1階リニューアルエリア28ショップを含む、合計53ショップがオープンします。
(1)シャポー南館(新館名称)概要
船橋駅は2011年冬より駅改良工事を進めており、2014年1月18日に船橋駅構内に5店舗がオープンしました。南館の開業により駅改良工事が完了すると同時に、船橋市で計画しているペデストリアンデッキが南館の2階に接続し、駅周辺の利便性・回遊性が向上します。
B1階から5階がショッピングセンター、6階から10階は日本ホテル株式会社が運営する宿泊特化型ホテルのホテルメッツとなります。1階はスイーツを中心とした食物販等、2階から4階はカフェ・飲食店、5階はクリニック・女性専用のヨガスタジオ等のサービスとなります。
(2)シャポー本館(既存館名称)第Ⅱ期リニューアル概要
シャポー船橋は2015年11月13日に第Ⅰ期として千葉方面1階及びB1階のファッションを中心とした「ライフスタイルゾーン」をリニューアルしました。2017年3月より東京方面1階及びB1階の「フードマーケットゾーン(一部ライフスタイルゾーン含む)」の第Ⅱ期リニューアルを進めており、食料品を中心にリニューアルオープンします。
ギャップ・ジャパンは、2月4日(日)、関西最大級となるGaPストアを、三宮センター街(三宮町1丁目7-5)にオープンさせています。以前も同じ場所で営業していましたが、ビルの老朽化に伴う建て替え工事がありましたので、リニューアルオープンという形になります。
Gap三宮店は、神戸の交通網が集まる神戸三宮駅にほど近い神戸三宮センター街の東側入口に位置し、関西最大の売り場面積・品揃えを誇り、関西のみならず西日本最大級の品揃えということで、特に、女性向けは2フロア。店舗面積は1,280平方メートル。店舗規模としては、東京の銀座、原宿にある旗艦店と同程度の大型店とのことです。同エリアの旗艦店として生まれ変わっています。
店内は4フロアの売り場があり、1、2階がウィメンズ、3階がメンズ、4階がキッズ、ベビーフロア、各階は商品カテゴリー別に分類し、お客がショッピングしやすいデザインを追求しています。
最大面積を占めるウィメンズフロアでは、Gapブランドを象徴するアイテムであるデニムを集めたデニムショップ、トレンドをつかんだアクティブウェアのGapFit、上品で美しい感性をもちながらも、 健康的、かつ着心地の良いインナー、ルームウェアのGapBody各商品がフルラインで取り揃えられています。
高島屋は30日、1937年に建てられた大阪・日本橋の高島屋東別館(大阪市浪速区)に、ホテルを開業すると発表しています。シンガポール不動産大手、キャピタランド傘下のアスコットがテナントに入り、2019年冬に客室数300室以上の滞在型ホテル「シタディーン」を開業します。インバウンド(訪日外国人)の需要を取り込む狙いのようです。
東別館は昭和初期に松坂屋大阪店として建てられた建造物で、1969年に高島屋が購入。事務所や高島屋の史料館(現在は休館中)などに使っていました。
高島屋はこの建物をホテルや商業テナントを入れた複合施設として刷新する計画で、改装を進めています。
アスコット子会社と賃貸借契約を結び、宿泊施設は「サービスレジデンス」と呼ばれる業態で、キッチンや家具を備え付けてホテル並みのサービスで長期滞在できる仕様になるようです。
レストラン「TOOTH TOOTH(トゥース・トゥース)」などを全国で展開する株式会社ポトマック(本社 神戸市中央区)は、スヌーピーやピーナッツに登場するキャラクターをテーマにしたデザインホテル「PEANUTS HOTEL(ピーナッツ ホテル)」を今年の夏にオープンすることを発表しました。
同社は、2015年10月に東京・中目黒に大人向きのスヌーピーカフェ「PEANUTS Cafe(ピーナッツ カフェ)」、2016年4月に六本木のスヌーピーミュージアム内に「Cafe Blanket(カフェブランケット)」をオープン。さらに、昨年12月20日に神奈川・ 横浜みなとみらいエリアにある「MARINE & WALK YOKOHAMA(マリン アンド ウォーク ヨコハマ)」内にもアメリカ西海岸のシーサイドダイナーをイメージしたレストラン「PEANUTS DINER(ピーナッツ ダイナー)」をオープンするなど、コミック「ピーナッツ」をテーマにした店舗を展開しています
今回発表された「PEANUTS HOTEL」(全18室)は、ミッドセンチュリー調の家具や日本の洗練されたモダンを散りばめどこか懐かしくも新しい、ちょっとしたユーモアを感じる空間が広がるデザインホテルです。「ピーナッツ」の原作者<チャールズ M. シュルツ>がアトリエを構えたアメリカ・サンタローザの街や自然とともにあるカリフォルニアとどこか雰囲気が重なる街として、異国情緒があふれレトロモダンな雰囲気が漂う神戸が選ばれました。ホテル1階には「PEANUTS Cafe」(約40席)が併設され、西海岸的コンフォートフードやデザートをはじめ、バリエーション豊かなドリンクメニューが楽しめる。お土産としても人気のグッズ販売も行われ、宿泊者以外も気軽に利用できます。
< 小林一三記念館 >
1月3日のこの日、私鉄経営の基礎を作った<小林一三>(1873(明治6)年1月3日~1957年(1月25日)が誕生しました。名前は、お誕生日から名づけられたのでしょうか。
<小林>は1907(明治40)年、箕面有馬電気軌道の経営に参画。現在の阪急電鉄へ至るその発展の礎を築いた人物で、「阪急電鉄の創業者」とされます。
「乗客は電車が創造する」という言葉を残した小林は、鉄道を軸に都市開発や流通など様々な事業を展開。日本最初の田園都市構想実現と共に、それらを電鉄に連動させ相乗効果を上げる私鉄経営モデルの原型を独自に作り出し、その後、現在の東急や西武など多くの私鉄がその手法を取り入れました。阪急百貨店や宝塚歌劇団、現在のオリックス・バファローズ(プロ野球球団)、映画の製作や配給などを行う東宝は、小林がその設立に深く関わっています。
<小林>は1957(昭和32)年1月に死去。阪急沿線の大阪府にある「小林一三記念館」(池田市建石町)と、小林のコレクションを集めた「逸翁美術館」(池田市(栄本町)が、阪急文化財団にて運営され<小林>の功績をいまに伝えています。
神戸市内では12月に入り、「ホテルモントレ神戸」 ・ 「六甲山ホテル」 と閉館が相次いでいます。
JR西日本と三宮ターミナルビル、ジェイアール西日本ホテル開発は2017年3月6日(月)、JR三ノ宮駅に直結する 「三宮ターミナルビル」 (神戸市中央区)について、2018年3月末をもって閉館すると発表していました。
「三宮ターミナルビル」は1981(昭和56)年3月に開業。1995(平成7)年1月の阪神・淡路大震災のときには相当の被害がありましたが、復旧工事と一定の補強工事を行い、これまで営業を継続してきていました。
今回、耐震改修促進法の改正を受けて耐震診断を行ったところ、耐震性能が不足していることが判明。3社によると耐震改修工事を検討してきたそうですが、補強部材の支障により営業が継続できなくなることから閉館を決定したといいます。
ビルは地上11階、地下2階建てで、延床面積はおよそ2万平方メートル。JR西日本ホテル開発が運営する「三宮ターミナルホテル」のほか、三井住友銀行ATM(1・2階)、商業施設 「三宮オーパ」(地下2階~3階)、 医院・調剤薬局(4階)などが入居しています。「三宮ターミナルホテル」は2017年12月31日のチェックアウトにて営業を終了、各テナント施設も順次、営業が休止されます。
輸入車販売の八光自動車工業(大阪市阿倍野区)は、阪急阪神ホテルズから昨年10月に買収した「六甲山ホテル」(開業1929年7月10日)の営業を12月31日のチェックアウト(~11:00)をもって営業終了となります。
本館は新名称のリゾートホテルとして平成31年の開業を予定。耐震基準に満たず27年に営業を終えていた旧館は、30年春~夏の開業を目指します。改装投資額は未定。
当初、本館は建て替える方針でしたが、大規模改装で対応する。客室数は未定。本館に設ける予定だったスパや多目的ホールは、ホテル敷地内に別棟として新設する。「本業の強みを生かし、多目的ホールなどで輸入車の展示試乗会も開きたい」とのこと。
昭和4年に開業した同ホテルの旧館は、阪急電鉄創業者の故<小林一三>氏が過ごした応接間が当時のまま残されるなど、歴史的建造物としての価値も高い。そのため耐震補強など最小限の改修に抑え、できる限り保存して運用法を検討される方針です。
生田神社の西側に位置しています「ホテルモントレ神戸」(中央区志茂山手通2-11-13)が、2017年12月末をもって閉館します。
1989(平成1)年10月開業、北イタリアをモチーフとしたロマネスク様式を採用したデザインで、中世の古城を思わせるたたずまいのホテルでした。
1階には、やはりイタリア料理レストラン「サンミケール」がありました。
今後の予定は示されていませんが、動向が気になる場所です。
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