渋谷駅エリア新施設「渋谷スクランブルスクエア」の第I期となる東棟が、2019年11月1日(金)に開業します。昨日24日、報道機関向けに内覧会が行われています。
東京急行電鉄株式会社らがJR東日本、東京メトロが共同で推進する「渋谷再開発プロジェクト」。その一環として誕生します。駅直上に3棟を建設する大規模プロジェクト「渋谷スクランブルスクエア」の第1期で、渋谷エリア最高となる高さ約230メートル、地上47階・地下7階の超高層ビルです。
14階・45階~屋上に日本最大級の展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」(入場料金2000円・」税込)を設けているほか、17階~45階にオフィス、15階に産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」が入り、商業施設は地下2階~14階が占めています。
ファッションやレストランなどの商業施設には、物販126店、食物販57店、飲食28店、サービス2店の計213店が出店。うち、日本初上陸は7店、渋谷エリア初出店は49店、新業態は39店です。それぞれが「旬」を体現し、時代にふさわしい価値観を世界に発信することを目的に、「世界最旬宣言」をビジョンに掲げています。
旧大佛次郎茶亭(画像:鎌倉R不動産)
作家<大佛次郎>(1897~1973)が鎌倉文士らとの交流などに活用した旧大佛次郎茶亭(鎌倉市雪ノ下1丁目)が、売りに出されています。築100年ほどの旧茶亭は、市指定の景観重要建築物です。
所有する大佛の養女である<野尻政子>さん(90)と息子<芳英>さん(70)が維持管理が難しくなり、売却を決めています。2人は建物を保存し、後世に残してくれる人を求めています。
趣あるかやぶき屋根の旧茶亭は、鶴岡八幡宮近くの閑静な住宅街にたたずむ。市によりますと、木造平屋で、床面積は約155平方メートル、敷地面積は約千平方メートル。1919(大正8)年ごろの建築とされています。
<大佛>が設立の発起人となった日本初のナショナル・トラスト団体「鎌倉風致保存会」によりますと、旧茶亭は大佛が書斎や文士仲間の交流の場などに使われていました。庭には四季を彩る花々が咲き、<大佛>は毎年しだれ桜が咲くころに多くの友人を招き、宴を開いていたとか。
建物は<大佛>が亡くなった以降、親族が維持管理を担ってきました。同保存会が貴重な建物を多くの人に見てもらおうと毎年4、10月に2回公開しており、市民にも親しまれていました。
市への寄贈も考えたものの、厳しい財政事情からうまく運びませんでした。<政子>さんが高齢であることも踏まえ、6月ごろに「建物を保存してくださる方に売却するほかに道はない」(芳英さん)と決めたようで、相談を受けた市内の不動産仲介業「鎌倉R不動産」が現在、買い取り手を探しています。景観の維持を前提とし、改修しても既存の建物の形を生かすことを考えてくれる人を対象にしているといいます。
京都市祇園町に建つ登録有形文化財「弥栄会館」
帝国ホテルは9日、京都市東山区・祇園の登録有形文化財「弥栄(やさか)会館」を改装した新規ホテル計画について、施設を保有する学校法人「八坂女紅場学園」と協議を開始することで基本合意したと発表しています。
「帝国ホテル」は現在、東京・日比谷の「帝国ホテル 東京」(通称、本館)と大阪市内にある「帝国ホテル 大阪」、「上高地帝国ホテル」(長野・上高地)を展開。ほかにも子会社で「ザ・クレストホテル柏」と「ホテルグランドアーク半蔵門」、「全国町村会館」を運営しています。新規出店となれば1996年の帝国ホテル大阪の開業以来となります。
このうち、東京の本館は年間売上高が400億円を超え、グループ売上高の約7割を占めています。業界内ではホテルオークラが100軒体制を目指して国内外で新規ホテル開発を進めているのに対し、帝国ホテルの拡大志向は薄いとされていました。
今年3月、約6年ぶりに再結成を果たした兄弟ポップロック・バンド「ジョナス・ブラザーズ」のリード・ボーカルで俳優としても活躍する<ニック・ジョナス>(27)は、昨年12月にクライムサスペンスドラマ『クワンティコ』に主演するインド人女優<プリヤンカー・チョープラ>(37)とインドで結婚式を挙げたことが記憶に新しいのですが、彼がビバリーヒルズに所有する邸宅を、<大阪なおみ>が8月に691万ドル(約7億4000万円)で購入していたことが、米メディアにより報道されています。
<ニック>が売りに出していた米カリフォルニア州ロサンゼルスの高級住宅街ビバリーヒルズの高台にあるこの物件は、<プリヤンカー>と婚約するわずか数か月前の昨年10月に650万ドル(約6億9000万円)で購入しています、
1965年に建てられたこの物件は、2015年に当時のオーナーによってフルリノベーションを施され、5ベッドルーム、4129平方フィート(約384平米)の広さがあり、現在のミッド・センチュリー・モダンスタイルに生まれ変わっています。
モダンでシンプルなラインの平屋建てで、アクセントに木を多用しており、窓が大きく開放感があり、リビングにはお洒落な暖炉や、庭にはジャグジー付きのプール、ロサンゼルスの街を見下ろす山の中にあるので眼下には息を呑むような眺めが楽しめ、、プライバシーが保たれているとか
「日本橋室町三井タワー」
「日本橋室町三井タワー」は、「日本橋再生計画」において、日本橋エリアの情報発信拠点となる最新の大規模複合ビル。敷地面積約1万1480㎡、延床面積約16万8000㎡、地上26階、地下3階建となっています。
複合用途で構成されており、地上5~25階にはオフィス(5~6階はオフィスロビー)、3階にはホール&カンファレンス、地下1階~地上2階には商業施設、地上1階には大規模な屋外広場空間を形成しています。
約30店舗で構成される低層階の商業施設「COREDO室町テラス」(面積6000㎡)には、メインテナントとして台湾より「誠品生活」が2階がワンフロア(約2870㎡)全体に出店、27日にオープンしています。「誠品生活」は書店としてスタートし、現在は台湾を中心に香港、中国・蘇州や深センなどで様々な商品を展開、書籍にとどまらず、文具・雑貨、食物販、台湾ティーサロンなど飲食店、常設のガラス工房もあるワークショップスペースがあり、上質で文化の香りのする情報を提供していくようです。「日本橋店」は中国語圏外で初の店舗となります。
「世界で最もクールな百貨店14」「アジアで最も優れた書店」に選ばれた「誠品」が手掛ける、日本第1号店舗が「誠品生活日本橋」となり、ライセンシーとして有隣堂が運営します。
「Books, and Everything in Between.」がコンセプトの「誠品生活」ならではの感性で、日本橋の歴史や最新の文化をミックスし、創造的で新しいライフスタイルを発信するプラットフォーム、幅広い世代のサードプレイスを目指すようです。
店舗の環境デザインは台湾を代表する建築家の<姚仁喜(クリス・ヤオ)>氏が務めています。日本橋の文化・歴史にインスピレーションを受け、伝統的な日本建築の特色を表現したといいます。
日本統治時代に建設された鉄道施設などが保存されている花蓮鉄道文化園区(花蓮市)内の「中山堂」が文化部(文化省)から補助金を獲得し、「花蓮鉄道電影院(映画館)」として活用されるようです。設備の拡充が進められ、来年末ごろ完了する予定だといいます。
園区は旧花蓮駅があった場所に位置しており、日本統治時代に鉄道部花蓮港出張所として使われていた木造建築などが残されています。「中山堂」は台湾鉄路管理局(台鉄)の職員が集会や娯楽活動を行う施設として使用され、2002年に花蓮県文化局に移管されてからも音楽会や講座、映画鑑賞会などが催されていました。日本式建築ながらも、西洋の影響を受けた装飾が複数施されており、室内にはヒノキの香りが漂うとか。
文化部から1100万台湾元(約3800万円)の補助金を獲得。デジタルシネマプロジェクターやスクリーン、音響設備などを設置します。自主制作映画のほか、台鉄との連携で、鉄道の発展に関するドキュメンタリーや国内外の鉄道に関連する映画が放映される予定です。
北京大興国際空港の外観(画像:AFP時事)
4月下旬、国内外のメディアに公開されました中国・北京の新空港 「北京大興国際空港」 が25日、開業しています。
開港式典には<習近平>国家主席も出席。10月1日の建国70周年を控え、新たな国家プロジェクトの完成をアピールしました。
新空港は現在の首都国際空港に続く北京2カ所目の大規模空港で、滑走路4本を擁します。旅客数は2025年時点で年間7200万人を想定。
年間9600万人が利用する首都国際空港の混雑緩和にもつながると期待されています。
「LaughOut(ラフアウト中津)」(画像:吉本興業)
吉本興業(大阪市中央区)は2019年11月上旬、大阪・中津に芸人・クリエイターの活動を支援するコワーキングスペース「LaughOut(ラフアウト中津)」(大阪市北区中津3)をオープンさせます。
働く以外に、創作活動も可能なコミュニティ型のコワーキングスペースを目指す同施設。「芸人たちが新たなモノやコトを創造・展開できる場として、領域を超えた協働で新たなカルチャーを生み出す」といいます。
中津の地域開発事業への参画や、常設キッチンを利用した料理クリエイターによるチャレンジキッチン、飲食イベントなどを定期開催する。動画配信スタジオ・グラフィック制作機材を備え、ユーチューブ動画やデジタルコンテンツなどの制作・配信にも対応します。
施設をギャラリー化し、アーティストの作品展示や、著名クリエイターによるセミナーも実施予定。中津の街やほかのシェアスペース、クリエイターとの連携で、アイデアを形にするため、各種メンターが定期的に活動をサポートします。
月額料金は、自分だけのデスクを持てる「固定デスク」プラン=4万円、「フリーデスク」プラン=2万円(以上税別)。
東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル」
岩手県陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園内に整備された 東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル」 と「国営追悼・祈念施設」が22日(日)、オープンしています。岩手、宮城、福島の被災3県に国が1カ所ずつ整備する追悼施設のうち、利用可能になるのは初めてです。
伝承館の展示テーマは「命を守り、海と大地と共に生きる」。永く犠牲者を悼み、2011年(平成23年)3月11日に発生の惨禍と教訓を国内外に伝え続けます。
「伝承館」にはオープン初日、約2千人が訪れ、津波に押し流された消防車両や橋桁など展示物を見学しました。シアターでは本県沿岸12市町村の津波襲来映像が放映され、犠牲者1326人の避難行動を地図上に再現したデジタルアーカイブ「犠牲者の行動記録」も公開されています。
「国営追悼・祈念施設」は一部が完成。伝承館南側の「献花の場」では、来場者が鎮魂の思いを込め花を手向けました。
米アップルは20日、立方体型の巨大なガラス張りの入り口が「ガラスキューブ」の愛称で知られるニューヨークの旗艦店「Apple Fifth Avenue」を約2年半ぶりに復活させています。2017年1月から大規模な改装工事を行い、店舗の広さは2倍近くになり、天井も高くなっています。店舗は地下にあり、ガラスキューブの入り口から買い物客はらせん階段またはエレベーターを使って降ります。
改装は今回で2回目になります。前回は2011年にガラスキューブを作り直し、使用しているガラスを90枚から15枚に減らしました。それまで1面あたり18枚だったのが、1面あたり3枚になって、継ぎ目が目立たない透明なガラスキューブになっています。
そして2017年始めから2年半に及ぶ大規模な改修となった今回は、アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新型「11」シリーズの発売日に合わせて開店、地下の店舗の刷新と買い物体験の向上がポイントになっています。
「Apple Fifth Avenue」の場所は高級ブランド店が立ち並ぶ5番街の58丁目と59丁目の間。Appleの直営店で唯一の年中無休、24時間営業の店舗です。近くにセントラルパークやプラザホテルがあります。
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