「レオパレス21」その後(24)
11月
1日
「レオパレス21」はアパートの耐火構造が法律の基準を満たさないなどの施工の不備が見つかった問題を受けて、建設したすべての物件3万9000棟余りを対象に調査を進め、これまでに一部を除いて終了しました。その結果によりますと、何らかの不備が見つかった建物は2万9300棟余りで、全体の4分の3に達しています。このうち1万3200棟余りは天井裏に延焼を防ぎ、音を遮るための壁が設置されていないなど、明らかな不備が確認されたということです。
会社はこうした明らかな不備のある1万3200棟余りについては来年12月末までにすべてで補修工事を終えるとしています。
一方、残りの1万6100棟余りの補修工事の完了時期については来年6月末をめどに示したいとしています。
「レオパレス21」はこれまで今月中旬にはすべての建物で補修工事の完了時期を示すとしていましたが、それが8か月遅れることになり、会社は「明らかな不備があった建物の完了時期を出すことを優先させた」としています。