昨日は「クリスマスイブ」ということで、「サンタクロース」の赤と白の衣装を連想させるような<ダリア>の 「サンタクロース」 を紹介しました。
本日は「クリスマス」ですので酒呑みとして、<バラ>の【シャンパン】です。
別名「アンティークシルク」と呼ばれるように、白色のきれいな花弁でフロリダバンダ系、樹高1メートルばかりの木立性、中輪房咲きです。
フランスのシャンパーニュ地方特有のスパークリングワインが「シャンパン」ですが、<バラ>の品種として、桃色の「ピンク・シャンパン」や複色「シャンパン・カクテル」、また淡い黄色の「シャンパン・ロマンティカ」等の品種があり、呑ん兵衛へのプレゼントに最適だとおもいますが、わたしと同様に「花より酒」かな。
<ダリア>も多くの園芸品種がありますが、今回ようやく(11)種類目になりました。
本日は「クリスマスイブ」にふさわしく【サンタクロース】という銘柄の<ダリア>です。
紅白のデコラ咲きの中小輪種で、花径13~15センチ、アメリカで作出された品種です。
「サンタクロース」といえば、白のトリミングのある赤い服に赤いナイトキャップ姿で白い髭を生やした姿を連想しますが、まさにその紅白の取り合いがきれいな花姿の<ダリア>だとおもいます。
ブログルメンバーの皆様方に、今宵いいプレゼントが届くようにと、この【サンタクロース】を贈ります。
<シンゴニューム>はサトイモ科シンゴニューム属のつる性植物で、原産地は中央~南アメリカ、約30種ほどの野生種が分布しています。
野生種を元に様々な園芸品種が育成され、この【シンゴニューム・グリーンベルベット】も、そのなかの一品種です。
<シンゴニューム>の特徴として「幼葉」と「成葉」があり、成長するに従って葉の形が「矢じり形」から「丸葉」へと変わり、成熟してきますと鶏の足先のように切れ込みが入る特徴があります。
この【シンゴニューム・グリーンベルベット】は、葉の主脈に沿って筋状の白斑が入り、ビロードのような質感が特徴的で、濃い緑色と合わせて品種名が付けられたようです。
<シッサス>は、世界の熱帯・亜熱帯に約350種が分布、蔓が長く伸びる品種が多く、その中の数種類が観葉植物として栽培されています。
名称はギリシア語のキッソス「kissos=つた」に由来、園芸業界では<シッサス>と呼んでいますが、属名の[Cissus]の呼び方の違いで「キッスス」と表示されている場合もあります。
ブドウ科シッサス属の常緑つる性多年草で、光沢のある緑の葉のきれい込みがきれいな品種です。
以前に赤色と白色の 【デージー】 を紹介していますが、野生種は一重咲きで白色の花姿をしています。本種は、かなり<舌状花>の数が多い園芸品種です。
キク科ベリス属で本来は多年草ですが、高温多湿の日本では弱ったり枯れたりすることが多く一年草扱いになっています。
【デージー】は、本種の花弁が平たい舌状花の<リグローサ種>と、<フィストゥローサ種>の2つに大きく分けられ、そのなかでもまた細かい分類が行われています。
原産地はヨーロッパ、日本には明治時代初期に導入され、和名は「ヒナギク(雛菊)」です。
<オーニソガラム>の中では花茎が1メートル程になる高性種で、フラワーアレンジメントなどによく利用されています。
ユリ科オーニソガラム(オオアマナ)属の耐寒性の球根植物として直径10センチばかりの鱗茎を持つ多年草で原産地は南アフリカ、別名「オーニソガラム・ミルクスター」と呼ばれています。
花の中心にある雌しべが濃い緑色をしており、周りに雄しべが6本、白い6弁花です。
葉は根出葉で、濃い緑色の剣形、長さ50センチ前後で、花茎の先端に<穂状花序>を出し、花を咲かせます。
国内で販売されている多くの<レモン>はアメリカからの輸入品が多く、防カビ効果のある「ポストハーベスト」が使用されていますが、輸入時には基準検査が行われています。
有名ブランドである「サンキストレモン」は<リスボン>種で、名称通り原産地はポルトガルで、日本には明治時代末期に導入されています。
写真の【マイヤーレモン】は中国原産で<レモン>と<マンダリンオレンジ>、もしくは一般的な<オレンジ>との自然交雑種で、<リスボン>種などと比べますと丸みがあります。
中国では「花卉」として鉢植え栽培で育てられていますが、この某住宅でも鉢植えで黄色く実っていました。
兵庫県伊丹市では2010年から、市のマスコットキャラクターである「たみまる」の名を冠した『たみまるレモン』の名称で販売していますが、酸味が弱くやや甘めを感じられえるということで、人気が出てきています。
来週のクリスマスが近づいていますが、この時期の赤色の実といえば、「セイヨウヒイラギ」 や 「ヒイラギモチ」 などが目立ちます。
某住宅の植木鉢に、同じく赤色の実が実っている【クリスマスベリー】を見つけました。
ユリ科ルスクル(ナギイカダ)属の耐寒性多年草、もしくは常緑高木に分類されています。
原産地は地中海沿岸ですが、本種は「ナギイカダ」の改良品種で耐寒性と耐暑性をもつ数少ない品種で、花期は3月~9月頃、秋から冬にかけて15ミリほどの赤色の実をつけます。
雌雄同株で1本で自家結実を行い、草丈50センチほどに成長しますが、生育はゆっくりで1年に5センチ程度しか成長しません。
灰青色の針葉が美しい、高さ50センチほどの【ピナス・ピネア】の苗木を見つけました。
マツ科マツ属の常緑針葉樹で、樹高20メートルほどに成長しますが、その樹形が傘を広げたように裾広がりなることから、和名では「イタリアカサマツ(伊太利亜傘松)」として知られています。
原産地はイベリア半島だと推測されていますが、古代ローマ時代より種子を食用としたために広く西アジア~南欧に分布しています。
来週はクリスマスイブですが、この【ピナス・ピネア】をミニクリスマスツリーとして利用されて飾られているお家があるかもしれません。
昨日紹介した 「光子プレミアム」 は<切り葉タイプ>の<ハボタン(葉牡丹)>でしたが、今回は<丸葉タイプ>の【光子ロイヤル】です。
育成は「光子プレミアム」と同じ、京都市の<タキイ種苗>ですが、1835(天保6)年創業という老舗で、1985(昭和60)年に販売された「桃太郎トマト」で一躍全国に名を馳せました。
黒と紫を重ねたような光沢のある深い色合いと、艶やかな葉の質感に惹きつけられる美しさを醸し出しています。
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