神戸：ファルコンの散歩メモ

技を持った方々が、汗と魂をしみ込ませた道具たちですね。


懐かしい道具が並んでいます。

木組みの職人技を生み出してきた道具には、力が感じられ、魂を奪われます。


大工道具を作るのも、これまた職人技だと思いますね。

ファルコンさんは、大工さんと密接な関係にあるので、より関心がおありなのでしょうね。

私も職人の道具を拝見するのはとても好きです。

やはり、弘法は筆を選ぶと考えています。


道具類は自分のモノもそうですが、いいものを大事に使いたいですね。


きっとyumirouさんも、ハサミにはこだわりがおありだと思います。

懐かしい道具類ですね。(^_-)-☆


実家にもいろいろありました。

真っ直ぐに線をひく、靴のような形をしたもの。

使っているのを見いったもんです。(^_-)-☆

アハハ、「墨つぼ」のことですね。


ピシット糸を打つのを見るのは、子ども心には不思議さもあり、きっとbirdyさん見とれていた事だと思います。

今はほとんど見られなくなってきましたね。

子供ころ家を建てている大工さんの使う道具が珍しくて、

座り込んでいつまでも眺めていたことがあります･･･。


職人の技を感じさせる道具類ですね･･･。

便利さだけ、効率だけの生産社会になってしまいました。


手作りの匠の技がなくなるのは、時間の問題のように思えます。

父は、金剛組と竹中工務店にもいました。それをずっと自慢していました。

建築の技術というのは、素晴らしいですね。

モノ作りの職人さんや技術者が、大事にされる世の中であってほしいと思いますね。


ヨーロッパのクラフトの世界は、経済優先の日本社会と違った、羨ましさがあります。

行って見たいです。


私のもカンナの刃は研いでいますが、

鋸は使い捨てです。


さすがに鋸の刃は研げません。

電動工具が無いと殆どのものが作れません。


今は良いのか悪いのか便利ですね。

たまには、「モノ作りの原点」も必要ですね。

日曜大工のせかいでは、ジャグリングさんの対応で十分だと思います。


日本の長い歴史の技や伝統が消えてゆくのは、忍びないですね。


迷った時には減点に帰ることが、大事だと考えています。

大工さんが、カンナで削った切りくずがとても長くまた薄くて、魔法を見ているようでした。

シュッという音と共に、長いカンナくずが出てくるのは、驚きでしたね。


カンナくずそれ自体の匂いも、好きでした。

職人一人ひとりに会った、こだわりの道具だったんでしょうね。道具を使いこなすのも職人技、機械化が進み職人でなくとも手先が少し器用なら大体のことが出来てしまう時代です。

情報社会になり、価値観が大幅に変わってしまいました。


技術の伝達が出来ていくのか、心配な時代です。

それ以前に、モノ作りの基本的な精神が必要かもしれませんが・・・。

大きさや形が微妙に違う金槌やのこぎり、ノミやカンナ・・

ひとつひとつに大事な役割があるのでしょうね。

丁寧に創り上げていくモノには魂が宿っていそうです。

元気を与えてくれる場所・・私も探してみよ！

小さな道具一つ一つに、意味のある形が与えられています。


人間も出しゃばることなく、自分の与えられた役割をこなしていけばなぁ〜、なんてことを考えながら見ておりました。