『姥ざかり花の旅笠』田辺聖子(集英社)
10月
30日
あとわずかで読み切るというところで、<お聖さん>の文化勲章受賞のニュースを聞き、なんだかタイミングがいいなぁと感じました。
この本、副題として~小田宅子(いえこ)の「東路日記」~とあり、160年前の女性の旅日記が中心として構成されています。
主人公の<小田宅子>さんは53歳。俳優<高倉健>さんの5代前のご先祖さんに当たられとかで、帯には<健さん>の推薦文があります。
北九州筑前、上底井野村(現福岡県中間市)からお伊勢さん、善光寺、日光、江戸までもの踏破の記録。
江戸時代の女旅の記録として、俳句・短歌を書き綴りながらの記録で、興味が付きませんでした。
日記に出てくる記述と、短歌等からお聖さん独特の解釈と解説が交互に入るという構成で、雑学の知識としては7年ほど前の出版ですが、高得点の内容でした。
当時の江戸文化に興味がある方は、一度手に取られたらと思います。
投稿日 2008-10-30 22:48
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投稿日 2008-10-31 08:00
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投稿日 2008-10-30 23:53
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投稿日 2008-10-31 17:03
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投稿日 2008-10-31 00:22
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投稿日 2008-10-31 17:09
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投稿日 2008-10-31 11:22
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投稿日 2008-11-01 07:29
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