<李相日>が監督を務めた
『国宝』は、6月6日の初日から8月11日までの公開67日間で観客動員677万人、興行収入95・3億円を突破し、100億円の大台突破が目前でした。
8月17日までの公開73日間で、興行収入105億3903万3400円、動員747万3454人を記録しています。歴代興剛収入ランクで、邦画実写では興収173億5000万円の2003年
『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(監督:本広克行)、110億円の1983年
『南極物語』(監督:蔵原惟繕)に次ぐ第3位となっています。
『国宝』は作家<吉田修一>の同名小説の映画化作品です。<吉沢亮>(31)は任侠の一門に生まれながらも歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生をささげた主人公「立花喜久雄」の50年を、少年期を演じた<黒川想矢>(15)と演じ上げています。
抗争で父を亡くした「立花喜久雄」を引き取る上方歌舞伎の名門の当主「花井半二郎」を<渡辺謙>(65)半二郎の実の息子で、生まれながらに将来を約束された御曹司「大垣俊介」を<横浜流星>(28)と、少年期を<越山敬達>(16)が演じています。<吉沢亮>は<横浜流星>と、歌舞伎俳優の<中村鴈治郎>(66)から1年半にわたって歌舞伎の指導を受けて撮影に臨んでいます。