10日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退の横ばいで始まりました。米国と欧州連合(EU)など貿易相手国の関税交渉を巡る進展を見極めようと、様子見の雰囲気が強く、半面、米労働市場の底堅さを示す指標が発表され、下値は限られています。
9日夕、<トランプ米大統領>はブラジルに対する相互関税を(50%)にすると明らかにしました。これに対し、ブラジル政府は報復関税を課す可能性を示唆しています。
高関税が米国の物価上昇を招き、世界経済を下押しするとの懸念は根強くあります。一方で、交渉による引き下げの余地もあるとみられており、今後の行方を見極めたい雰囲気も見られます。
ダウ平均株価は、前日比192ドル34セント(0.43%)高の4万4650ドル64セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比19.33ポイント(0.094%)高の2万0630.66で終え、昨日
(7月9日)更新しました最高値「20611.34」を連日で更新しています。
S&P500種株価指数は、前日比17.20ポイント (0.27%)高の6280.46で終え、
(7月3日)に付けました「6279.35」を超え最高値となっています。
投稿日 2025-07-11 06:29
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2025-07-11 06:45
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