『三谷幸喜「おい、太宰」劇場版』@<三谷幸喜>監督
7月
6日
<三谷幸喜>が脚本と監督を務め、全編をワンカットワンシーンで撮り上げたWOWOW放送のドラマ『おい、太宰』の劇場版『三谷幸喜「おい、太宰」劇場版』が、2025年7月11日より公開されます。
海辺を舞台に、「太宰治」を敬愛する平凡な男が時代を超えて奮闘する姿を描いたタイムスリップコメディです。劇場版ではWOWOW放送版とは異なる「もうひとつのエンディング」を特別映像として上映されます。
「太宰治」を敬愛する平凡な男「小室健作」は、妻の「美代子」と出席した結婚披露宴の帰り道、偶然、「太宰治」が心中未遂を起こした海辺に立ち寄ります。「太宰治」ゆかりの地に興奮した「健作」は、海辺の暗い洞窟の奥へ進み、そこで「太宰治」と恋人の「トミ子」と出会います。いつの間に過去にタイムスリップしていた「健作」は「トミ子」に一目ぼれをしますが、史実では2人は間もなく無理心中を遂げる運命にあります。「トミ子」を助けたい「健作」は、心中を阻止しようと奔走します。
<三谷幸喜>による完全ワンシーンワンカットドラマは、2011年の『short cut』、2013年の『大空港2013』に続く3作目になります。
「太宰治」を敬愛する男「小室健作」役を務める<田中圭>が主演、「トミ子」役の<小池栄子>、「美代子」役の<宮澤エマ>、地元漁師「打雷次郎」役の<梶原善>、「太宰治」役の<松山ケンイチ>が共演しています。