ダウ平均株価(5月27日)終値4万2343ドル65セント
5月
28日
27日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は5営業日ぶりに反発して始まりました。<トランプ米大統領>が欧州連合(EU)に対する追加関税の発動時期の延期を表明し、貿易摩擦や景気悪化への過度な懸念が後退。主力株に買いが広がりました。
<トランプ米大統領>は(EU)の<フォンデアライエン欧州委員長>と25日に電話協議し、6月1日に予定していました(EU)への(50%)の関税発動を7月9日まで延期すると表明しました。米国と(EU)の貿易協議が進むとの期待から投資家心理が改善し、ハイテク株や景気敏感株を中心に買いが入りやすくなりました。
米長期金利が低下し、相対的な割高感が薄れたと見られた株式に買いが入っています。10年債利回りは(4.4%台後半)と、前週末終値(4.51%)を下回っています。前週末は(5.03%)で終えていました30年債利回りは(5%)を割り込んで推移しています。このところ長期金利が水準を切り上げた後で、株式への買い安心感につながっている面もあります。
個別銘柄ではアップルが9営業日ぶりに反発しています。28日に決算発表を控えるエヌビディアも買いが先行でした。マイクロソフトやナイキ、キャタピラーも買われています。一方、セールスフォースは一進一退となっています。27日にデータ管理システムを手掛けるインフォマティカを買収することで合意したと発表しています。
ダウ平均株価は、前週末比740ドル58セント(1.78%)高の4万2343ドル65セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前週末比461.96ポイント(2.47%)高の1万9197.16で終えています。
S&P500種株価指数は、前週末比118.72ポイント (2.05%)高の5921.54で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前週末比461.96ポイント(2.47%)高の1万9197.16で終えています。
S&P500種株価指数は、前週末比118.72ポイント (2.05%)高の5921.54で終えています。