1日、米外食大手マクドナルドが、発表しました2025年1〜3月期決算は、売上高が市場予想を下回り前年同期比(3.4%減)の59億5600万ドル(約8600億円)でした。減収は2四半期連続になります。
特に米国の既存店売上高は同(3.6%減)と、新型コロナウイルス禍のさなかの2020年4〜6月期以来の減少率となりました。主要顧客である中低所得層の消費意欲が大きく減退しています。
1日、米アマゾン・ドット・コムが発表しました2025年1〜3月期決算は、9四半期連続の増収増益となり、売上高が前年同期比(9%増)の1556億6700万ドル(約22兆6000億円)、純利益が(64%増)の171億2700万ドルでした。ネット通販やクラウドコンピューティング事業が堅調に推移しましたが、4〜6月期の利益は、関税対策の影響で伸び悩む見通しを示しています。
1日、米アップルが発表しました2025年1〜3月期決算は、売上高が前年同期比(5%増)の953億5900万ドル、純利益は(5%増)の247億8000万ドルでした。1株利益は「1.65ドル」で、売上高とともに市場予想を上回りました。最大1000億ドルの自社株買い枠を追加し、増配も発表しています。
また、<トランプ米政権>による対中追加関税によって2025年4〜6月期に9億ドル(約1300億円)のコストがかかると明らかにしました。同時期に米国で販売するスマートフォン「iPhone」の生産は中国からインドに切り替えると表明しています。