13日の東京外国為替市場で、円相場は反発でした。17時時点では前日の同時点に比べ83銭の円高・ドル安の「1ドル=147円76〜77銭」で推移しています。
日銀の<植田和男総裁>が、13日に「賃金上昇率が強い」などと経済・物価情勢に前向きな考えを示しました。日銀の追加利上げ観測が高まって円買い・ドル売りが進んでいます。
13日の日経平均株価の下げに歩調を合わせた円買いもはいりました。
日銀の<植田和男総裁>は、13日の参院財政金融委員会に出席し、足元の物価情勢を巡り「輸入インフレが収まり、他方で賃金上昇率の強い姿が続いている」などと述べました。賃金・物価が上がりにくいことを前提とする慣行や考え方に「変化が出てきている」とも改めて語っています。日銀による追加利上げが再び意識され、海外勢を中心に円買いが活発化しました。