日経平均株価(3月13日)終値3万6790円03銭
3月
13日
13日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比354円73銭(0.96%)高の3万7173円82銭でした。
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前日の米ハイテク株高を引き継いで東京市場でも値がさの半導体関連株が買われ、日経平均を押し上げました。上げ幅は一時500円を超えましたが、<トランプ米政権>の関税政策などは引き続き警戒されており、買い一巡後はやや伸び悩んでいます。
前日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇が目立ちました。東京市場でも東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株が軒並み高でした。前日12日の米ダウ工業株30種平均株価は下落でしたが、米ハイテク株高で海外短期筋などの心理は強気に転じつつあるようで、日経平均は断続的な先物買いが主導した面もありました。
後場に入り、<植田和男日銀総裁>の発言が利上げ継続の思惑を誘って円相場が対ドルで上昇し、歩調を合わせた株売りがやや優勢になりました。
日銀の<植田和男総裁>は、13日正午過ぎに参院財政金融委員会に出席し、「賃金上昇率の強い姿が続く」などと語った。日銀は利上げを引き続き模索するとの見方から、外国為替市場で円相場は「1ドル=147円台半ば」まで強含んでいます。朝方に先物を買い進めていた海外短期筋などが、円の上昇を受けて売りに転じたとみられます。
終値は、前日比29円06銭(0.079%)安の3万6790円03銭でした。