12日の東京外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに反落でした。17時時点では前日の同時点に比べ1円72銭の円安・ドル高の「1ドル=148円63〜64銭」だでした。
米雇用関連指標の上振れやウクライナを巡る地政学リスクの後退で11日に米長期金利が上昇でした。対ドルの円売りは対ユーロにも波及し、17時すぎには一時「1ユーロ=162円02銭」近辺と1月下旬以来1カ月半ぶりの安値をつけています。
12日に2月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、これまで積み上がった円買い・ドル売りの持ち高を解消する動きも円相場の重荷となっています。