7日の東京外国為替市場で、円相場は続伸でした。17時時点では前日の同時点に比べ76銭の円高・ドル安の「1ドル=147円60〜61銭」で推移しています。
日本株相場が大幅に下落し、投資家心理が一段と弱気に傾くとして「低リスク通貨」とされる円には買いが入りました。
16時前には「1ドル=147円39銭」近辺と、6日の海外市場でつけました2024年10月上旬以来の高値に迫る場面もありました。
2025年の春季労使交渉(春闘)での賃上げ要求水準の高さが日銀の利上げを後押しするとして国内長期金利に上昇圧力がかかる一方、日本時間7日午後の取引では米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが入っています。