17日の東京外国為替市場で円相場は続伸でした。17時時点では前週末の同時点に比べ87銭の円高・ドル安の「1ドル=151円86〜87銭」で推移しています。 2024年10〜12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を大幅に上回りました。日銀の早期追加利上げ観測が高まり、円買い・ドル売りが優勢になっています。 円は一時「1ドル=151円48銭」近辺まで上昇でした。内閣府が、17日発表しました2024年10〜12月期の実質(GDP)速報値は前期比年率(2.8%増)と、市場予想(1.0%増)を大幅に上回りました。日本経済は底堅く日銀の追加利上げを後押しする材料だとの見方から、円買い・ドル売りの勢いが増しています。 14日発表の1月の米小売売上高が市場予想を超える(0.9%減少)となり、同日の米長期金利が低下したのも円高・ドル高圧力となりました。 17日の米国は<プレジデントデーの祝日>で全市場が休みとなります。市場参加者が少なくなるなか、持ち高調整の円売り・ドル買いが出ています。