「1ドル=157円39銭~157円40銭」(12月26日)
12月
26日
26日の東京外国為替市場で、円相場は反落でした。17時時点では前日の同時点に比べ34銭の円安・ドル高の「1ドル=157円34〜36銭」で推移しています。
日銀の<植田和男総裁>による25日の講演などを踏まえ、日銀は追加利上げに慎重だとの見方が円売り・ドル買いを促しました。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測も相場の重荷でした。26日は欧州主要国などが休場で、市場参加者が限られたことから売り一巡後は動きに乏しい展開となりました。
円相場は午前中に「1ドル=157円47銭」近辺まで下落する場面がありました。市場では、月末を前にドル買い需要があったようで、国内実需筋の円売り観測が相場を押し下げています。
26日の東京株式市場で日経平均株価が上昇し、投資家のリスク選好姿勢が強まるとの見方も「低リスク通貨」とされる円への売りにつながりました。