日経平均株価(12月26日)終値3万9568円06銭
12月
26日
26日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比205円96銭(0.53%)高の3万9336円39銭でした。
12月期決算企業の期末配当や優待の権利付き最終売買日を迎え、権利取りを狙った個人投資家などの買いが優勢でした。小動きで始まりましたが、その後は上値追いを狙った株価指数先物への買いもみられ、日経平均は次第に上げ幅を広げています。トヨタの連日の急伸も投資家心理を上向かせています。
前日25日はクリスマスの祝日で米国のほか、英国やドイツなども休場だったため、海外投資家の参加は少ないとの見方が多いようです。今週に入って売買は減少傾向にあり、24日は東証プライムの売買代金が今年最低を記録していました。薄商いで目新しい材料は乏しく、権利取り狙いの個人の買いで株価が押し上げられるとともに、一部の投機筋による先物買いも巻き込みながら騰勢を強める展開となりました。
個別物色も活発でした。トヨタは25日午後に「自己資本利益率(ROE)の目標2倍の倍の20%に引き上げる」と報じられています。好感する買いが連日で入り、トヨタ株は「3164円00銭」の約5カ月ぶりの高値をつけました。25日に決算を発表したJフロントが上昇し、百貨店株全体にも買いが波及しています。
終値は続伸し、前日比437円63銭(1.12%)高の3万9568円06銭で終えています。