4日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反発して始まりました。前日に四半期決算を発表したセールスフォースが一時(11%あまり)上昇し、指数を押し上げています。
3日夕に発表しましたセールスフォースは、2024年8〜10月期決算で売上高が市場予想を上回りました。人工知能(AI)を組み込んだサービスが好調でした。アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトといったハイテク株にも買いが入っています。
4日朝発表の11月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数は前月比14万6000人増、市場予想は(16万3000人増)でした。10月分も下方修正されています。一方、転職者の賃金上昇率が高まっており、市場では、6日発表の11月の米雇用統計の予想にほとんど影響を及ぼさない内容だったとの受け止められています。
4日午後,<パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長>の「米経済は非常に良い状態だ」などと発言が好感され、買い注文が膨らんでいます。