「1ドル=140円91銭」
9月
14日
13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4営業日続伸し、前日比95銭円高・ドル安の「1ドル=140円80〜90銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=141円01銭でした。
米連邦準備理事会(FRB)が来週に大幅利下げに踏み切るとの見方が再び強まり、円相場の支えとなりました。一時は「1ドル=140円29銭」と昨年12月下旬以来の円高・ドル安水準を付けています。
今週12日朝発表の8月の米卸売物価指数(PPI)を受け、17〜18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅は(0.25%)にとどまるとの見方が優勢でしたが、《FOMCを前にFRB高官が金融政策に関する対外発言を控える》ブラックアウト期間にもかかわらず、様々な発言が報道され、(0.5%)の大幅利下げ観測が盛り返しています。
米ミシガン大学が13日に発表した9月の米消費者態度指数(速報値)は(69.0)と、市場予想(68.4)を上回っています。前月からも改善し、5月以来の高水準となったことは円売り・ドル買いを誘っています。