「1ドル=142円41銭」
9月
11日
10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比70銭円高・ドル安の「1ドル=142円40〜50銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=142円20銭」、安値は「1ドル=143円17銭」でした。
米長期金利が低下し、日米金利差が縮小するとの観測から円買い・ドル売りが入っています。
米長期金利は10日に一時(3.63%)と2023年6月以来の低水準を付けています。米連邦準備理事会(FRB)が17〜18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めるとの見方が引き続き金利の低下要因になりました。原油相場の大幅安が債券買いを促したこともあり、日米金利差の縮小を手掛かりとした円買いに流れています。
11日には8月の米消費者物価指数(CPI)が発表されます。今後の利下げペースを見極める上で注目されています。