ダウ平均株価(9月6日)終値4万0345ドル41セント
9月
7日
6日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。
6日朝発表の「8月の米雇用統計」では雇用拡大が緩やかになっている半面、大幅な悪化を示す内容ではありませんでした。ただ、景気悪化懸念を解消するには至らずダウは値を下げるなど一進一退でした。
非農業部門の雇用者数は前月比14万2000人増と、市場予想(16万1000人増)に届きませんでした。6月と7月はいずれも下方修正し、雇用拡大のペースが鈍化していることを示しています。
一方、失業率は前月の(4.3%)から(4.2%)に低下し、市場予想通りでした。平均時給は前月比の上昇率が(0.4%)と、市場予想(0.3%)を上回っています。労働市場の急速な冷え込みを示す材料が少なかったことから、株式の買い安心感につながっている面があります。
米連邦準備理事会(FRB)が、9月17〜18日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めるとの見方が根強く、8月の雇用統計の結果を受けて、市場では利下げ幅を通常より大きい(0.5%)にするほど米経済が悪化していないと受け止められています。
ダウ平均株価は、前日比410ドル34セント(1.01%)安の4万0345ドル41セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比436.83ポイント(2.55%)安の1万6690.83でした。
S&P500種株価指数は、前日比94.99ポイント (1.73%)安の5408.42でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比436.83ポイント(2.55%)安の1万6690.83でした。
S&P500種株価指数は、前日比94.99ポイント (1.73%)安の5408.42でした。