日経平均株価(8月13日)終値3万6232円51銭
8月
13日
13日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前週末に比べ760円55銭(2.17%)高の3万5785円55銭でした。12日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連株が買われて相場を押し上げました。決算発表を手掛かりに、好決算銘柄への物色もありました。
12日の米株式市場では米長期金利の低下を背景に、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇でした。東京市場でも東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株が軒並み上昇し、日経平均を押し上げています。
主要企業の決算発表が一巡し、良好な出足を材料視した個別物色の動きも活発でした。前週末9日に決算を発表したSOMPOやMS&ADなど保険各社の上昇が目立ったほか、楽天グループも大幅高となっています。外国為替市場の円高・ドル安の進行に一服感が出ており、トヨタなど輸出関連株も買いが優勢でした。
終値は、前週末に比べ1207円51銭(3.45%)高の3万6232円51銭と、高値引けとなり、上げ幅は今年2番目の大きさでした。