米グーグル、独禁法訴訟敗訴
8月
6日
5日、米首都ワシントンの連邦地裁は米グーグルが検索エンジン市場などで反トラスト法(独占禁止法)に違反したとの判断を下しています。
グーグルの敗訴となりました。アップルなどのスマートフォンメーカーに巨額の資金を支払い、検索エンジンをスマホに標準搭載させる契約が参入障壁となり、独占の維持につながっていると認定しています。
米司法省が巨大IT企業を相手取って起こした独禁法訴訟で実質的に勝利するのは、マイクロソフト(MS)以来約20年ぶりになります。
裁判所はグーグルに制裁を科していませんが、巨大ITの商慣習にメスが入ったことで、競争手法の見直しを迫られる可能性が出てきています。