日経平均株価(7月10日)終値4万1831円99銭
7月
10日
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比55円36銭(0.13%)高の4万1635円53銭と、(7月9日)に更新しました史上最高値「4万1580円17銭」を上回りました。
前日に急伸した反動で半導体関連の一角などに利益確定売りが先行し、日経平均は下げて始まっています。売り一巡後は金融株などの上昇を受け、下値の堅さを意識した買いが他の銘柄にも広がり、日経平均は上昇に転じています。
東証株価指数(TOPIX)が一時、トヨタやソニーGなど時価総額の大きい大型株への買いで最高値「2908.35」を付けています。米ハイテク株の上昇が続いているのを支えに、海外投資家の日本株に対する買い意欲は引き続き強いとみられています。朝方は安く始まったファストリやソフトバンクグループ(SBG)など日経平均の寄与度の大きい値がさ株も上昇に転じ、日経平均を押し上げました。
業種別株価指数では保険や証券といった金融株の上昇が目立ちました。割安株との位置づけから物色が向かいやすく、長期金利が上昇したのも銀行などに利ざや改善を期待した買いを誘っています。
終値は続伸し、前日比251円82銭(0.61%)高の4万1831円99銭と史上最高値を連日で更新し、2日間の上げ幅は(799円47銭+251円82銭)となり、合計で1000円を超えています。