17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前週末比708円15銭(1.82%)安の3万8106円41銭でした。
前週末の欧米市場で一部主要株価指数が下げた流れを受け、東京市場では運用リスクを回避する売りが優勢となりました。海外勢による株価指数先物への売りが相場下落に拍車をかけ、下げ幅は一時860円を超え「3万7950円20銭」の安値を付けています。
日銀の<植田和男総裁>が、14日の金融政策決定会合後の記者会見で、長期国債の買い入れ減額について「相応の規模になる」と述べ、日銀の金融政策を巡る不透明感も改めて意識されています。
売り一巡後はやや下げしぶりました。節目の3万8000円を割り込んだ水準では個人などによる日本株の先高観を意識した押し目買いが入っています。
終値は、前週末比712円12銭(1.83%)安の3万8102円44銭でした。