ダウ平均株価ダウ(5月23日)終値3万9065ドル26セント
5月
24日
23日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。主力株への利益確定売りや米利下げ開始時期を巡る不透明感がダウ平均の重荷となりました。
ダウ平均株価は、前週17日に初めて4万ドル台に乗せていました。5月に入って急ピッチで上昇し、高値警戒感から利益確定や持ち高調整の売りが出やすく、ウォルト・ディズニーやインテル、シスコシステムズが値を下げ、ハネウェル・インターナショナルやスリーエムも売られています。
22日公表の4月30日〜5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受け、インフレ長期化を警戒する米連邦準備理事会(FRB)が利下げ開始の判断に慎重になる可能性が意識されています。朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、米長期金利が上昇(債券価格は下落)する場面があるのも、株式の相対的な割高感につながりました。
一方ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、22日夕に市場予想を上回る好決算を発表した「エヌビディア」は一時(10%)ほど上げ、株価は1000ドルを超えました。2024年2〜4月期の売上高が前年同期の3.6倍となり、5〜7月期の売上高見通しも市場予想を上回りました。人工知能(AI)関連需要を追い風に高成長が続くとの期待が高まっています。
ダウ平均株価は、前日比605ドル78セント(1.53%)安の3万9065ドル65セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比65.51ポイント(0.39%)安の1万6736.03でした。
S&P500種株価指数は、前日比39.17ポイント (0.74%)安の5267.84でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比65.51ポイント(0.39%)安の1万6736.03でした。
S&P500種株価指数は、前日比39.17ポイント (0.74%)安の5267.84でした。