ファルコン昆虫記(1081)@【ニホントカゲ】(8)
5月
6日
有鱗目トカゲ科トカゲ属 に分類される体長25センチほどの【ニホントカゲ】が、全体は写し取れませんでしたが、顔出ししてくれました。移動行動は素早く、ほとんどの場合、写真撮影は諦める対象ですが、外敵とは判断されなかったようで、逃げ去ることもなくジロリとにらんだままで動きませんので、ありがたく記録として画面に納めさせていただきました。
【ニホントカゲ(日本蜥蜴)】は、本州西部(近畿)から大隅諸島にかけての西日本に分布し、東日本やロシア極東には姉妹種「ヒガシニホントカゲ」が、伊豆半島から伊豆諸島にかけては近縁の「オカダトカゲ」が分布しています。
これら3種は相互に外見が酷似しているため、近年まで単一種として扱われてきましたが、分子系統解析などの手法によって区別されるようになっています。
「幼体」は体色が黒や暗褐色で尾は青く、5本の明色の縦縞が入ります。写真の「オス」の成体は褐色で、体側面に茶褐色の太い縦縞が入ります。繁殖期のオスは側頭部から喉、腹部が赤みを帯びています。
【ニホントカゲ(日本蜥蜴)】は、本州西部(近畿)から大隅諸島にかけての西日本に分布し、東日本やロシア極東には姉妹種「ヒガシニホントカゲ」が、伊豆半島から伊豆諸島にかけては近縁の「オカダトカゲ」が分布しています。
これら3種は相互に外見が酷似しているため、近年まで単一種として扱われてきましたが、分子系統解析などの手法によって区別されるようになっています。
「幼体」は体色が黒や暗褐色で尾は青く、5本の明色の縦縞が入ります。写真の「オス」の成体は褐色で、体側面に茶褐色の太い縦縞が入ります。繁殖期のオスは側頭部から喉、腹部が赤みを帯びています。