ダウ平均株価(4月9日)終値3万8883ドル67セント
4月
10日
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。米長期金利の低下(長期債価格の上昇)を支えに、買いが先行したものの、ダウ平均は下落に転じています。消費関連の銘柄を中心に売りが出ています。
9日の米債券市場で長期金利は(4.3%台後半)と前日終値(4.42%)を下回って推移しています。米長期金利の低下で株式の相対的な割高感が薄れ、ダウ平均の構成銘柄では、セールスフォースとアップルなどのハイテク株に買いが入っています。
主力銘柄への買いが一巡した後、ダウ平均は下落に転じました。10日朝に3月の米消費者物価指数(CPI)の発表が控えています。市場予想を上回る経済指標の発表が目立つなか、米連邦準備理事会(FRB)高官からは利下げに慎重な発言が相次ぐ中、利下げの開始時期が市場の想定より遅れることへの警戒は根強く、消費関連の銘柄の一部に売りが出ています。
ダウ平均株価は、前日比9ドル13セント(0.023%)安の3万8883ドル67セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比52.68ポイント(0.32%)高の1万6306.64でした。
S&P500種株価指数は、前日比7.52ポイント (0.14%)高の5209.91でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比52.68ポイント(0.32%)高の1万6306.64でした。
S&P500種株価指数は、前日比7.52ポイント (0.14%)高の5209.91でした。