『座頭市海を渡る』@BS12トゥエルビ
4月
9日
今夜<20:00>より「BS12トゥエルビ」にて、「座頭市」シリーズの第14作目として1966年8月13日より劇場公開されました『座頭市海を渡る』の放送があります。
これまで関八州を中心として描かれていた「座頭市」シリーズだすが、本作では本州を離れ、四国が舞台となります。
これまで斬った人々の菩提を弔うため、「座頭市」は四国の札所巡りを思い立ちます。四国に渡った「市」は、馬で追ってきた若者「栄五郎」に命を狙われ、やむなく相手を斬ってしまいます。「栄五郎」の妹「お吉」は「市に切りかかりますが、その刀をよけずにあえて斬られた「市」に、「お吉」は次第に好感を覚えます。
彼女の話によると、「栄五郎」は馬喰稼業のやくざ「藤八」から三十両の借金を帳消しにするという条件で「市」殺しを引き受けたといいます。芹ヶ沢の土地を狙う「藤八」は村に乗り込みますが、「市」を後見人に据えた彼女は突っぱねます。一方、藤八一味の暴力を恐れる村人たちは誰も力を合わせて戦おうとはせず、老獪な名主の「権兵衛」は、「市」と「藤八」が戦って「市」が勝てば儲けものと考えていました、
「座頭市」に<勝新太郎>、「お吉」に<安田道代>、「栄五郎」に<井川比佐志>、「権兵衛」に<三島雅夫>、「藤八」に<山形勲>、「安造」に<東野孝彦>、「よく喋る男」に<田中邦衛>ほかが出演、監督は<池広一夫>が務めています。