『RHEINGOLD ラインゴールド』@<ファティ・アキン>監督
3月
24日
『女は二度決断する』・『ソウル・キッチン』などで知られるドイツの<ファティ・アキン>監督が、実在するラッパーで音楽プロデューサーの<カター>の破天荒な半生を描き、本国ドイツで大ヒットを記録したドイツ・オランダ・モロッコ・メキシコ合作製作の伝記映画『RHEINGOLD ラインゴールド』が、2024年3月29日より公開されます。
クルド系音楽家のもとに生まれた「ジワ・ハジャビ」は、亡命先のパリで音楽教育を受けた後にドイツのボンに移り住みますが、両親の離婚により貧しい生活を余儀なくされます。ある日、街の不良たちに叩きのめされた彼は復讐のためにボクシングを覚え、〈カター(危険なヤツ)〉となってドラッグの売人や用心棒をするようになります。
さらに金塊強盗にまで手を染めて指名手配された彼は、逃亡先のシリアで拘束されてドイツに送還され、刑務所内でレコーディングした曲でデビューを果たします。
『悪魔は私の大親友』の<エミリオ・サクラヤ>が主演を務め、〈カター〉本人がセリフ監修を担当しています。