ダウ平均株価(3月6日)終値3万8661ドル05セント
3月
7日
6日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反発して始まりました。前日までの2日間で500ドルあまり下げた後で値ごろ感からの買いが先行しています。
前日はアップルなどハイテク株を中心に売りが広がりました。6日朝はアマゾン・ドット・コムやセールスフォースなどハイテク株の一角が持ち直しています。朝方発表の2月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が前月比14万人増え、市場予想(15万人増)を下回りました。米長期金利が低下しており、株式の相対的な割高感が薄れたことも買いを支えています。
<パウエル(FRB)議長>は、6日午前に米連邦議会下院の金融サービス委員会で証言に臨んでいます。事前に公表した冒頭発言では経済が見通し通りであるならば、利下げを「今年のある時点で始めることが適切になるだろう」との見方を示しました。
一方、「インフレが持続的に(政策目標の)2%に向かっているというより大きな確信を得られるまでは委員会は政策金利のレンジを引き下げることが適切になると考えていない」と、早期の利下げには慎重な姿勢を維持し、従来通りの見解を示したとの受け止めも、株買いの安心感につながった面があります。
ダウ平均株価は、前日比75ドル86セント(0.20%)高の3万8661ドル05セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比91.96ポイント(0.58%)高の1万6031.54でした。
S&P500種株価指数は、前日比26.11ポイント (0.51%)高の5104.76でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比91.96ポイント(0.58%)高の1万6031.54でした。
S&P500種株価指数は、前日比26.11ポイント (0.51%)高の5104.76でした。