今夜<20:00>より「BS12トゥエルビ」にて、1970年9月22日より公開されました「昭和残侠伝」シリーズの第7作品目の『昭和残侠伝 死んで貰います』の放送があります。
東京下町、旧い暖簾を誇る料亭「喜楽」に生まれた「花田秀次郎」は、父親が後妻を娶り妹の「お弓」が誕生した時に、自分が身を引けばすべてがうまく治まると家を出ました。しかし渡世人となった「秀次郎」が人を斬り受刑している間に、父親が急死し、関東大震災の犠牲となった妹もこの世を去っていました。
「喜楽」は震災で失明した義母と板長の「風間重吉」が細々と切り盛りしていましたが、それを知った「秀次郎」は、花田家の力になりたいと「喜楽」に身分を隠して板前として住み込みます。想いを寄せられる芸者「幾太郎」との再会もあり、堅気として生きる決意をする「秀次郎」でしたが、妹婿の借金をたてに店を乗っ取ろうとする新興博徒・駒井組の横暴な振る舞いに、「秀次郎」は再びドスを手にするのでした。
「花田秀次郎」に<高倉健>、「幾江」に<藤純子>、「権藤熊次郎(観音熊)」に<山本麟一>、「書生節の男」に<津川雅彦>、「芸者」に<三島ゆり子>、「花田お弓」に<永原和子>、「小夜」に<八代万智子>、「坂井」に<長門裕之>、「風間重吉」に<池部良>、監督は<>が務めています。