『ぼくは君たちを憎まないことにした』@<リアン・リートホーフ>監督
11月
4日
2015年11月13日の朝、ジャーナリストの「アントワーヌ」と幼い息子「メルヴィル」は、仕事へ急ぐ妻「エレーヌ」を送り出します。しかしその夜、パリで多数の犠牲者を出すテロ事件が発生し、「エレーヌ」も命を落としてしまいます。
「アントワーヌ」は誰とも悲しみを共有できない苦しみと今後の育児への不安をはねのけるように、妻の命を奪ったテロリストへ向けてメッセージを書きはじめます。ひと晩で20万人以上がシェアした彼の「憎しみを贈らない」宣言は、動揺していたパリの人々を落ち着かせ、テロに屈しない団結力を生み出していきます。
主人公「アントワーヌ」を『エッフェル塔 創造者の愛』の<ピエール・ドゥラドンシャン>が演じ、『陽だまりハウスでマラソンを』の<キリアン・リートホーフ>が監督・脚本を手がけています。