日経平均株価(9月11日)@終値3万2467円76銭
9月
11日
日銀がマイナス金利政策の解除に向けて動き始めるとの思惑から、11日の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは(0.700%)と、2014年1月以来の高水準を付けました。株式市場では金利上昇が逆風になりやすい高PER(株価収益率)の銘柄を中心に売られています。値がさの半導体関連銘柄の下げが目立ち、金利上昇を受けて不動産株も売られた一方、銀行株は堅調でした。
前週末8日の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、朝方は反発で始まりましたが、ほどなく下げに転じ、午前10時半過にでは日経平均の下げ幅は一時200円に迫り「3万2410円31銭」の安値を付け、後場に入り14時過ぎには下げ幅を200円超まで拡大し、「3万2391円69銭」と本日の安値を付けています。
終値3営業日続落し、大引けは前週末比139円08銭(0.43%)安の3万2467円76銭で終えています。